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2023年が「強気相場」になる理由

私は今年の株式市場の見通しに期待しています。

これは、あなたにとって驚きかもしれません。

なぜなら、経済予測や、いわゆる専門家の中には、
「今年は弱気相場になる」と予測している人が多いからです。

しかし、なぜ私が『今年、株式市場にとって良い年になる』と予測しているのかと言いますと、

過激なインフレが終わりを迎える転換点に私たちがいるからです。

 

投資で成功するためには先行きを見ることが欠かせませんが、現代人はみんな、過去を見ています。

昨年、インフレ率が過去40年間で最高を記録したことは、誰もが耳にしました。

しかし、去年の後半には、連邦準備制度理事会(FRB)の目標であるインフレ率が2%まで下がりかけたことをご存じでしょうか?

政府やメディアは、ほぼ12か月の期間を重視しているため、この驚くべき展開について聞いたことがないかもしれません。

過去12か月の消費者物価指数(CPI)は6.5%上昇しました。

しかし、インフレ率に関しては、2022 年 6 月の 9.1% をピークに低下しています。

インフレ率が下がってきているのは、世界中の政府が馬鹿げた決定、つまり「超低金利政策」・「大量の赤字国債の発行」を止めたのが理由です。

新型コロナウイルスの蔓延に対して過剰反応した彼らは、およそ3年前、ほとんどのビジネスを停止させてしまいました。

それにより製造業、運輸業、小売業は完全にストップしてしまったのです。

しかし、人間の経済的欲求は尽きることがなく、少ない商品に対して、多くの人・お金が集中してしまったのです。これがインフレの典型的な原因です。

そして、国内外の政府は何兆ドルもの赤字国債を発行し、十分な資金を確保しました。

100年に一度のパンデミックに対抗するためには、やむを得ない面もあったでしょう。

しかし、次の選挙を常に意識している政治家たちは、必要とする支出に何兆ドルもの援助金を追加したのです。

ロックダウンと世界的な支出の爆発は、インフレを引き起こすのに十分でした。

しかし、中央銀行は物価が上昇しても金利をゼロに近づけ、インフレを猛火に変えたのです。

各企業が事業を停止したことによって、サプライチェーンは混乱し、何兆ドルもの赤字が増加しました。そして、FRBは実質ゼロ金利を維持したのです。

これがきっかけとなり、インフレがさらに加速しました。

ただ、現在、ロックダウンは終了。

建設業や自動車産業など一部の例外を除き、サプライチェーンはもはやボトルネックにはなっていません。

金利も上昇し、ドル高になりました。

これはすべて良いニュースです。しかし投資家は、FRBが金利を上げすぎて米国を不況に追い込むのではないかと恐れています。

それは起こりうるかもしれませんが、その可能性はわずかでしょう。

結局のところ、FRBの金利決定は常に「データ次第」なのです。

消費者物価指数(CPI)が明らかに低下している中で、これ以上劇的な利上げにはならないでしょう。

 

私が指摘するように、今日のインフレはほとんどすべて、政府の経済への過剰な介入によって引き起こされたものです。

そして今、その行き過ぎた介入は終わりを告げようとしていて、見通しは大きく改善されつつあります。

私は、FRBが今四半期中に金融引締(景気の加熱を抑制させるために実施する金融政策)を終了すると予想しています。そうなれば、本格的な株価回復のきっかけとなるでしょう。

2022年は投資家にとって最悪の年でしたが、2023年、特に後半は素晴らしい年になるに違いありません。

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Alexander Green(アレクサンダー・グリーン)

Oxford Club チーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融・投資関係の4冊のベストセラーの著者で、40年のキャリアがある。米国で金融・投資のニュースレターであるOxfordキャピタル・レターを20年以上執筆しており、ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト社はこのニュースレターをここ10年以上もの間、最もパフォーマンスの高い投資ニュースレター・ベストテンに選出している。 アレックスの記事一覧 ≫

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