投資情報 | 個別株と投資信託はどちらが優れているのか?

私はよく次のような質問を受けます。
「個別株に投資すべきか、それともファンドやETFに投資すべきか?」
この質問に対する私の答えは明確です。私は「個別株や個別債券の購入」をおすすめしています。
ただ、個別銘柄の分析に時間をかけられない投資家もいるでしょう。そうした方にとって、ファンドやETFもそう悪いものではありません。
多くのパッシブ運用ファンドはインデックスに連動するよう設計されています。そのため、市場平均を大きく上回ることは期待できません。しかし、長期的な市場成長を取り込める仕組みになっています。インデックスファンドは、大きな手間をかけずに資産形成を目指せる投資手段です。「ほったらかし投資」に適した方法と言えるでしょう。そのような運用スタイルを好む方には、パッシブ運用ファンドが有効です。
アクティブ運用ファンドへの投資に慎重な判断が必要な理由
一方、アクティブ運用ファンドへの投資には慎重な判断が必要です。市場平均を上回ることを目指していますが、実際には多くのファンドがインデックスを下回ってきました。
最新データが示す結果は明らかです。過去5年間で、90%近くのアクティブ運用ファンドがS&P500指数を下回りました。
加えて、アクティブ運用型はパッシブ型に比べて手数料が高くなります。インデックスファンドやETFの手数料は非常に低水準です。したがって、ファンドへの投資を検討するなら、これらの低コスト商品が有利です。
個別株・個別債券をおすすめする理由
しかし、先述のとおり、個別株や個別債券の保有が最善の方法だと考えています。ほとんどの証券会社では、株式の売買に手数料がかかりません。
債券の場合、手数料は価格に含まれています。例えば、99ドルで提示されている債券を購入する場合、支払うのはその金額です。ほとんどの証券会社は追加の手数料を請求しません。(ただし例外もあるため、利用する証券会社の手数料体系を必ずご確認ください)
個別株や個別債券を好む主な理由は、コントロールしやすいからです。
個別株・個別債券が優れている主な理由:
- ストップロス注文で損失を最小化できる
株価が下落した際、ストップロス注文を使えば大きな損失を被る前に売却できます。また、感情に左右されず売却判断が可能です。 - 利益確定のタイミングを自分でコントロールできる
自分で株式を保有すれば、適切なタイミングで利益を確定できます。ファンドの場合、ファンドマネージャーの運用方針に発言権はありません。 - 個別債券は満期日と受取額を自分で管理できる
最適な満期日を選択でき、満期時の受取額も正確に把握できます。満期まで保有することで額面価格での償還も見込めます。
株価が下落した際、ストップロス注文を使えば損失を最小限に抑えられます。また、感情に左右されず売却判断が可能です。インデックスファンドでは、銘柄はインデックスに含まれる限り保有され続けます。アクティブ運用ファンドのマネージャーは自分の判断を過信しがちです。株価下落に付き合い続けたり、追加投資をするケースもあります。
自分で株式を保有するのなら、適切なタイミングで利益を確定できます。しかしファンドの場合、そうではありません。ファンドマネージャーの運用方針について、発言権はありません。
債券こそ個別保有が重要な理由
さらに、債券については個別で保有することに大きな価値があります。個別債券を保有することで、最適な満期日を選択できます。満期時の受取額も正確に把握できます。一方で、債券ファンドには満期日がなく、元本は市場の動向に左右されます。
債券ファンドは安全で保守的と思われがちです。しかし、金利が急騰すれば損失を被ります。また、金利が高い時期に資金を引き出すと、元本を下回る可能性があります。それは、債券投資で望む結果とは正反対ですよね?
なぜなら、債券投資の目的は株式より高い安全性を確保することだからです。金利がどう動いても、個別債券は満期まで保有すれば額面価格で償還されます。(購入価格によっては、キャピタルゲインも期待できます)
【まとめ】個別投資で長期的な成果を目指す
投資信託やETFは、投資判断をしたくない(あるいは恐れている)方にとって、便利な選択肢です。
しかし、個別の株式や債券を自らの判断でコントロールできる投資家は有利です。長期的により良い結果を得る可能性が高いからです。その際は、過度な売買や市場のタイミング狙いは禁物です。長期的な視点で冷静に投資を続けることが大切でしょう。
マーク
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