革新的な企業に共通する 「5 つの黄金サイン」

私の資産の多くは約20年前に投資したアマゾン、ネットフリックス、アップルなどの株によってもたらされました。

これらの企業の株価は当時わずか2ドル以下でしたが
インターネット革命とともに、革新的な企業に成長しました。

では、どのように革新的な企業を見つけることができるのでしょうか？

最初のステップは、「5つの黄金サイン」を満たす企業のみをターゲットにすることです。

好調な業績を上げ、資産を増やすことができた企業には次の5つの特徴が備わっていたのです。

1)   アップル、ネットフリックス、エヌビディアのような最先端技術のリーダーであること

アップルは世界中の人々にスマートフォンを普及させました。

ネットフリックスは動画配信サービスを当たり前の存在にしてくれました。

エヌビディアは、AI半導体のリーダーであり、米国市場を牽引しています。

これらのような最先端技術のリーダーであることが一つ目の特徴です。

   2)   世界中の何億人もの顧客に使用されている画期的な製品を販売していること

2000年前後に普及したGoogle検索はいまや世界で43億人に利用されています。

画期的で私たちの生活を豊かにしてくれる製品は

何億人もの人が使うようになり、そしてその企業も成長するのです。

3)    技術は特許、商標、ブランド名によって保護されていること

iPhoneやMacbookといった製品を扱うアップルは2021年時点で
特許数の多い企業ランキングでは7位にランクインし、
1年間の米国特許取得件数は2,541件に上ります。

アマゾンも1,942件でランキング14位

グーグルは1,493件で18位と、トップ20にランクインする企業はどれも今では世界的な企業ばかりです。

エヌビディアも2023年12月31日時点で世界で1万2,000件以上の特許を保有していると言われています。

このように世界を牽引するような企業は特許によって自社の商品やサービスの強みを守り、
競合他社を寄せ付けず市場で圧倒的なシェアを誇っている場合があります。

4)    大幅な売上成長を遂げたこと

どれだけ有益な商品やサービスを作り上げても
売上にならなければ企業は成長できません。

アップルは20年前まで倒産寸前でした。

しかし今では時価総額300兆円超、世界最高のブランド価値を持っています。

20年間で売上は63倍、営業利益率30%に上ります。
 

 
売上推移を見ても大きく上昇し続けていることがわかるでしょう。

大幅な売上成長を続けられる力があることは革新的な企業であるサインの一つです。

5)    株価を押し上げる数十の大ヒット商品の発売や発表が起こる可能性があること

アップルは、iPhoneやiPad、Apple Watchなどの新製品を発表する度に、しばしば株価が大きく動くことがあります。

今年はビジョンプロの発表がありましたが、今後も新製品の発表は続くでしょう。

またテスラが新しい電気自動車モデルや自動運転技術のアップデートを発表すると、投資家の期待が高まり株価が上昇したのを目の当たりにした人もいるかもしれません。

数十の大ヒット商品の発売や発表が起こる企業は革新的な企業と言えるかもしれません。

もちろん、今からアップルやグーグル、アマゾンのような企業に投資しても大きなリターンは狙えないかもしれません。

ですが、この5つの黄金サインを満たすような次なる革新的な企業があるのなら、その企業に投資すべきでしょう。

あなたの銘柄選びの参考になれば幸いです。

P.S.

世界で最も重要とも言われるエヌビディアの企業理念も「誰にも解決できない世界の難題に取り組む」です。

このような企業が今後も世界の進歩と繁栄のエンジンとなるでしょう。

そんなエヌビディアが今、最も力を入れている分野はAIではありません。

エヌビディアが開催したとあるイベントで明かしました。
そこにはChatGPTの次なるブームになる“投資チャンス”が潜んでいます。

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