世界最大の資産運用会社が持つ危険な思想
あなたは、今、アメリカ国内で広がる「WOKE資本主義」を聞いたことがありますか?
お金稼ぎよりも、社会的な課題を解決することを主題に置いた考え方です。
“社会的な課題を解決する資本主義”
言葉を見ると、素晴らしいように見えますが、実態はそうではありません。
「WOKE資本主義」によって、悲惨な現状がアメリカでは起きているのです。
・国境を無くそうという動き
→不法移民が何百万人と押し寄せるのを許し続けている
・凶悪犯罪者を簡単に釈放
→法律を守る市民を危険にさらされている
他にも、国政に有害な風潮を加え、言論の自由を冷え込ませています。
事実、アメリカ人の60%近くが、自分の政治的見解を公の場で話す行為に抵抗があると答えているのです。
多くの企業が、投資家に高いリターンをもたらすよりも、環境、社会、ガバナンス(ESG)の基準を満たす関心を寄せているため、その影響はウォール街にも波及しています。
8兆ドル(*約1,000兆円)の資産を管理し、数百の公的年金と数千万人の米国人のために投資しているブラックロック (NYSE: BLK) は、私たちに害をもたらす組織の一つです。
(*1ドル132.8円換算)
ブラックロックの最高経営責任者(CEO)であるラリー・フィンク氏は、数年前、極端なESG対策や他のWOKE政策を採用するよう企業に働きかけると堂々と宣言しました。
資産運用会社の目的は、世界を作り変えるのではなく、株主へのリターンの最大化であるはず。
しかし、この資産運用会社は、株主へのリターンの最大化を考えていません。
それどころか、株主を置き去りにしているのです。
例えば、ESGを強く意識したファンドマネージャーは、化石燃料企業の組み入れ比率を低くしたり、完全に避けたりしています。
これは特に愚かな行動です。
2022年にS&P500種株価指数が19%下落したのに対し
主要な化石燃料企業を含むS&P500種株価指数のエネルギーセクターは59%も急騰しました。
テスラ創業者のイーロン・マスク氏は、「ESGは詐欺だ。ニセモノの社会正義の戦士たちによって武器化されている」とツイートしました。
テキサス州のケン・パクストン司法長官は、他の18州とともにフィンクCEOに書簡を送り、ブラックロックが州年金基金の運用において、株主の利益よりもWOKE基準に依存しているためにパフォーマンスが低下していると指摘しました。
ブラックロックの運用パフォーマンスの低下は、数年どころか数十年続く可能性があります。
確かに、世界は太陽光、風力、水力などの低炭素エネルギーへの転換を進めていますが、それは良いことです。
しかし、カナダの作家バーツラフ・スミル氏が『How the World Really Works(世界はどう動いているか)』で指摘しているように、2050年までに炭素排出量がネットゼロになると考えるのは空想に過ぎないのです。
「我々は化石燃料文明であり、技術や科学の進歩、生活の質、繁栄は大量の化石炭素の燃焼に依存している。2050年までに世界経済を完全に脱炭素化するとなれば、世界経済の後退といった想像を絶する代償を払うのは免れない。」
ブラックロックは、貧困を減らし、生活水準を向上させ、文字通り我々の成長を支える産業であるアメリカの化石燃料産業を弱体化させる政策を推進するために、私たちのお金を使い、その過程で株主に粗悪な結果をもたらしています。
このような事態に我慢する必要はありません。
ブラックロックの投資信託をお持ちの方は、清算してください。
ブラックロック自体の株をお持ちの方は、売却してください。
売却から得た資金を、イデオロギーにとらわれず、株主のために最高のリターンを生み出そうとする企業に投資するのをお勧めします。
p.s.
- 株主のために最高のリターンを出す
- 世界にイノベーションを起こす
これを同時にできる企業は、実はいくつも存在します。
私は、過去、Apple・Netflix・Amazonといった企業に投資してきました。
これらの銘柄は、株主にリターンをもたらし、その上で、世界をより良いものにしてくれました。
今では株価が高くなりすぎてしまったこれらの銘柄ですが、
今後、AppleやAmazonと同じように、 世界にイノベーションを起こし、大きな株価上昇が期待できる企業を、私は毎月、ピックアップしています。
そして、その具体的な銘柄情報をあなたにお伝えしたいのです。
なぜなら、あなたの投資ライフをより楽しいものにして欲しいから。
イノベーション株に投資をして、その企業の影響が世界に広がる様子を見ていると、儲かるだけでない、投資家としての幸福感を味わえます。
そんな、楽しい投資ライフをあなたに送って欲しいのです。
具体的銘柄の売り・買いの情報はOxford キャピタル・レターに記載しています。
P.P.S
今回の記事はいかがでしたか?
あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。
Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。
公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。
毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。
ちなみに…メールマガジン登録者様にはもれなく『永久に持っておきたい6つの米国株レポート』も無料プレゼントしています。
株式投資というと、「いつ買うか?」というタイミングが大事というイメージが一般的…ですがこの6つは「いつ買ってもいい」銘柄です。
しかも「いつ売るか?」に頭を悩ませることも不要…「持っておく」だけで資産が積み上がることが狙える6つの銘柄を6,200株以上の中から厳選しました。(それが「永久」の由来です)
メールマガジンをお読みになって米国株のコツがつかめてきた頃、投資をする余裕が出てきた頃などなど…
あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか?
投資リスクの低いものをお選びしているので米国株投資の初心者にもオススメです。