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投資情報 | なぜ10月は「悪夢の期間」と呼ばれるのか?


恐怖の裏に隠された真実


10月も半ばに差し掛かりました。

10月といえば、投資家たちを何世紀にもわたって悩ませてきた、「悪夢のような期間」とも呼ぶべき存在です。

なぜなら、

  • ブラックマンデー
  • 恐ろしい暴落
  • 金融崩壊

など、過去何度も大暴落が起こったのは10月だったからです。

「10月」という言葉を聞くだけで、どんな投資家でも背筋が凍りつきます。

しかし、歴史を本当に理解している人だけが知っている“ある秘密”があるのです。

それは──
10月こそ、特別な何かの始まりだということ。

つまり、過去30年にわたって、何度も利益を生み出してきたトレンドのスタートなのです。

では、その理由を説明しましょう。


市場で最も危険な月…それとも最も儲かる月?


まずはっきり言っておきましょう。

「資産を飲み込む“悪魔の月”」という10月の評判は、根拠のないものではありません。

それは“血と汗と破産”によって築かれたものです。

実際、10月はウォール街に最も暗い歴史を刻んできました。

 

  • 1929年、「ブラックマンデー」が引き金となり、世界恐慌が発生
  • 1987年、たった1日で市場が崩壊した「ブラックマンデー」大暴落
  • 2008年10月、S&P500種株価指数はわずか1か月で約17%も急落し、世界の金融システムは大炎上

 

これでは、投資家たちが10月を“お化け屋敷”のように恐れながらも、どこかスリルを感じて覗き込むような気持ちになるのも無理はありません。

彼らは、S&Pチャートのローソク足一本一本の背後に、何か不吉なものが潜んでいると確信しているのです。

しかし、誰も語りたがらない、常識をくつがえす「意外な事実」があります。

それは、10月は恐怖の月ではないということ。

実際には、「1年で最も稼げる3か月」のスタート地点なのです。

10月は10 – 12月期の始まりです。

そして、この10 – 12月期は過去30年以上の間に、たった5回しかマイナスになりませんでした。

1年の中で、これほど高い確率で利益が出る四半期は他にありません。

そして、平均上昇率5.4%という数字も、他のどの四半期より高いのです。

もちろん懐疑的な人々は、例外を持ち出すでしょう。

確かに、わずか数回のマイナス期はありました。

しかしそれは、

  • ドットコムバブル崩壊
  • 2007〜2008年の住宅ローン危機
  • 2018年のトランプ政権による貿易戦争

など、まさに“歴史的激震”の年ばかりです。

そしてその年は、「市場史上最も暗いクリスマスイブ」とまで言われました。

しかし、それらの“歴史的な金融危機”を除けばどうでしょう?

第4四半期は、資産が増えやすく、ポートフォリオが勢いづき、冷静な投資家ほどチャンスをつかむ時期です。

大衆心理がいつものように悲観一色で沈む中、静かに資産が増えていくのです。


全てのパニックは「給料日」だ


今、市場には恐怖が蔓延しています。

  • 景気後退のささやき
  • ドルの価値下落
  • 貿易摩擦
  • 地政学的緊張の高まり
  • 米国政府の一時閉鎖リスク

など。

これらのマイナスな側面に、投資家たちは神経を尖らせています。

しかし、だからこそ、今年の10月は“特別なチャンス”になる可能性が高いのです。

過去の暴落の恐怖で、多くの投資家が身動きできなくなっている今こそ、 冷静な者だけが富を掴めます。

忘れてはいけません。

10月は恐怖の月ではなく──
資産を築く月なのです。

考えてみてください。

30年以上にわたるデータがあり、
ほぼ完璧に近い季節的傾向が存在している。

それにもかかわらず、ほとんどの投資家は1929年や2008年の「亡霊」に怯え、 チャンスが目の前にあっても動けないのです。


【まとめ】今こそ行動する時 – 富への招待状


しかし、はっきり言います。

この10月、何もしないという選択肢はありません。

これから訪れる“下げ”は、危険信号ではなく、招待状です。

特別に刻印された──「富への招待状」。

今こそ安値で仕込む絶好のタイミングです。

他の人たちが、
「10月に暴落するのではないか」
と怯えている今、賢明な投資家は知っています。

10月こそが、1年で最も利益を狙える“始まり”なのだと。

そしてそれは──
どんな投資家も見逃してはならない、
サイクルの転換点」なのです。

 

マシュー・カー

〜編集部〜

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Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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