投資情報 | 日常に裏にある「隠れたコスト」

ある同僚がこんな話をしてくれました。彼がボルチモア・オリオールズの野球観戦中に食べ物を買ったとき、「チップはいくらにしますか?」と聞かれて驚いたというのです。驚いた理由は、その過程で誰とも接していなかったからです。
自分で食べ物を取り、列に並んでキオスクで支払いをしただけでした。その”素晴らしいサービス”を受けたあとに、15%、20%、25%のどれだけチップを払うか聞かれたのです。
その同僚は決して気難しい老人ではありません。私よりも若いくらいです。もちろん、私も必要なら頑固になることはあります。しかし、同じことが私にも起きたとき、やはり驚かされました。すでにホットドッグに9ドル、水のボトルに5ドルを払っているのに、そのうえさらに20%も払うことを期待されるのでしょうか?
誤解しないでください。私はケチではありません。大学時代からしばらくの間バーテンダーをしていました。その経験があるので、私はむしろチップは気前よく払うほうです。しかし、テイクアウトの注文にまでチップを求められるようになったら、さすがにやりすぎです。
チップは、最近あらゆるものを高くしている「隠れコスト」のほんの一例にすぎません。
生活費を押し上げる隠れコストの例:
- 住宅保険料
築23年の屋根を新しく取り替えたのに保険料は抑えられず、20%も上昇。 - 住宅費・ガソリン代
住宅費は異常なほど高騰。ガソリン代も上昇(特にイランとの緊張やホルムズ海峡情勢の影響で)。 - 光熱費・娯楽費
光熱費も上昇し、娯楽費はばかげた水準に。家族4人でプロスポーツ観戦やブロードウェイのショーに行くだけで、住宅ローンを組まなければならないほどです。
スーパーの牛乳やパンの値段だけが問題なのではありません。
では、どうすれば自分のお金をインフレに負けないようにできるのでしょうか?
チップ文化が映す「隠れコスト」の実態
まず、利息がつかない預金口座はやめることです。
バンク・オブ・アメリカやウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェースのような大手銀行は、ばかげたほど低い金利しか提供せず、長年にわたって顧客を搾取してきました。強い言い方かもしれませんが、実際にそうしているのです。
U.S. Bankの預金口座を持っているなら、利息はわずか0.05%です。しかし、それでもバンク・オブ・アメリカよりはマシです。同社の最優良顧客で「ダイヤモンド・オナーズ」ステータスを持っていても、得られるのはわずか0.04%。もし大手銀行でほとんど利息のつかない口座を持っているなら、その0.04%など突き返してしまいましょう。
預金保険(FDIC)で保護されている口座でも、3.5%〜4%(あるいはそれ以上)の金利を提供する銀行はたくさんあります。
インフレに負けないお金の増やし方
もう一つ重要なのは、「配当を毎年増やし続ける企業」の株を保有して、収入を常に成長させることです。増え続ける配当収入は、この高インフレの時代でも購買力を維持する助けとなり、インフレが落ち着いたときにはさらに購買力を高めてくれます。
仮にインフレ率が2〜3%で、配当が年8%成長するなら、税金を考慮しても購買力は向上します。例えば、最初に1,000ドルだったものは1年後には1,020〜1,030ドルになりますが、配当1,000ドルは税引前で1,080ドル、税引後でも約1,050ドルになります。値上がりした商品を買っても、まだお金が残るのです。
私が探すのは、少なくとも5年以上連続で配当を増やしている企業です。そして、その増加は意味のあるものでなければなりません。1%の増加では不十分ですが、8%なら大きな違いになります。
注目の配当成長銘柄:
- ケアトラストREIT (NYSE: CTRE)
2022年から株価はほぼ3倍。12年連続で配当を増やし、年平均成長率は10%。高いインフレさえ上回る優秀な実績です。 - PCBバンコープ (Nasdaq: PCB)
ロサンゼルス本拠の時価総額3億4,000万ドルの小型銀行。利回り3.6%、8年連続で配当を増やし、年平均成長率は28%。小型株でも配当成長は実現できます。
【まとめ】自分のお金を最大限に働かせる
私は子どもたちによく言っています。「人生はお金がかかる」と。だからこそ、誰もが自分のお金を最大限に働かせ、この異常な物価上昇に対抗する必要があります。
そしてチップについて言えば、サービスを受けていないなら、お金は自分の手元に残しておきましょう。その15%〜20%は、本当にあなたのために働いてくれた人、あるいは自分自身のために使うべきです。
マーク
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