長期投資家が本当に株価を気にするべき2つのタイミングとは?
あなたは「強気相場」は好きですか?
強気相場はざっくりと言えば、株価が継続して上昇している相場状況のこと。
ですから、投資家の多くは「大好きだ!」と答えるかもしれませんね。
しかし、私は特に好きというわけではありません。
確かに、「強気相場」は、私の仕事を楽にしてくれます。
市場全体が上昇傾向にあるのですから、株価が上がる銘柄を選ぶことに苦労しませんからね。
(もちろん、その中でも優良銘柄を見抜く必要はありますし、それこそが私の仕事です。)
また、真逆の弱気相場、つまり株価が継続して下落傾向にある相場状況についても特に嫌いでも好きでもありません。
なぜなら、投資について長期的な視点を持っているからです。
長期投資をするのであれば、相場が「強気なのか」「弱気なのか」、そして短期的な株価の上下に一喜一憂するべきではありません。
多くの投資家は、市場の動向を見て、
「買い増しするか」「売却するか」「持ち続けるか」を決定します。
わかりやすい例が、大きな下落が起きた時です。
暴落が起きれば、投資家は大きな不安を感じ、株を投げ売る傾向があります。
逆に、株価が上昇していると「今がチャンス」と意気込み、通常よりも多くの株式を買おうとします。それも、株価が割高であってもです。
そして、あなたもお気づきの通り、これは典型的な失敗例です。
この方法では「株を高く買い、安く売る」ことになるでしょう。
こうして、多くの投資初心者が株で失敗をして市場から退場していきます。
もちろん、これは株価を気にするなという訳ではありません。
では、いつ株価を気にすればいいのか?
長期投資をする上で、そのタイミングは2つだけです。
そのタイミングとは、
①株を買う時
②株を売る時
基本的にはこれだけ。
例えば、買い増しする時。
誰だって高値では買いたくありません。
できるだけ、安値で買いたいのが本音でしょう。
ですから、そのまま永遠に下落を続ける株式でもない限り、通常よりも割安で株式を購入できる下落はむしろチャンスとなります。
そして、2つ目の「売る」時がより重要と言えます。
では、どのように売るタイミングを決めればいいのでしょうか?
私たちOxford クラブがおすすめする方法の1つが、
「何%の値下がりをすれば、機械的に損切りをする」
と事前に決めておくことです。
先ほど、長期投資をする上で株価を気にするべきは
「買う時」と「売る時」だけであるとお話ししましたが、
そうはいっても持っている銘柄の株価は気になるもの。
しかし、このように事前にルールを決めておけば、
最も重要な「売るタイミング」を衝動的に決めてしまうことを防げるでしょう。
そうすれば市場全体の動向に流され、
「株を高く買い、安く売る」
ことを防ぐ可能性が高まるのです。
ぜひ、あなたの投資にも取り入れてみてくださいね。
~編集部コメント~
長期投資をする上では、
①買うタイミング:割安の時に買う
②売るタイミング:ルールを決めておく
ことが重要でした。
「売るタイミング」については本文でもご紹介しましたが、Oxford クラブでは「25% トレーリングストップ」*というルールをおすすめしています。
*こちらの記事で詳しくご紹介しています。
そして、「買うタイミング」についてお届けしているのが、Oxford インカム・レター。
Oxford インカム・レターでは、「買うタイミング」が訪れている配当銘柄を毎月3つご紹介しています。
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