米国株市場以外の事情は?日本株の配当利回りは「上昇傾向」
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この記事のポイント
- 米国の規制当局は厳しい(それだけ信用を置けるとも言える)
- 中国のビジネスの会計慣行は信用に値しない(厳格に判断するのが難しい)
- 日本では、高配当銘柄が注目されている
「ハイ マーク!あなたは、いつも米国株だけの話をしているけど、アジアの株式市場については、どう思っているのですか?」
先日このような質問をいただきました。確かに、私もこれまではアジアの株式市場は避けていて、特に中国株は避けてきました。その理由は、明確で、私は、彼らのビジネスの会計慣行を信用していないからです。それに加え、規制当局は米国ほど厳しくないので、厳格に判断することが難しいというのが背景にありました。
日本株は、そこまで悲観的か?
しかし、そのような中、日本と米国は、最近、日本経済を約1%押し上げると予想される「貿易協定」に達しました。ですが、日本政府は、最近、経済は悪化していると述べています。今の日本はマイナス金利環境にあります。加えて、1990年代初頭以来、その経済は力強くありませんでした。
だからと言って、私は、日本に対して悲観的なことを言いたいわけではありません。ここから重要な話をします。よくお聞きください。日本は、このようなマイナスとも言える環境にも関わらず、「世界で3番目に大きい経済である」ことは無視できません。
多様なポートフォリオには、日本もリスク要因になることを考えなければなりません。日本株は米国の株式よりも安く、米国の17.4倍の13.3倍の先物利益で取引されています。しかも、日本企業は、過去15年間で米国や欧州よりもはるかに速いペースで収益を伸ばしています。
日本株の配当利回りは「上昇傾向」
そして、重要なのはここです。日本株の配当利回りは「上昇傾向」にあります。現在は、S&P 500を上回っています。実際、日本の投資家の配当に対する関心は非常に高まっていると聞きます。
雑誌などでも、「高配当銘柄」というテーマで取り上げられていると聞きます。そのような背景もあり、今年には、私の執筆する「Oxford インカム・レター」は日本語に翻訳され、日本の皆さんに向け販売中です。
それと、もう一つ重要なことが。これは、日本の読者の皆さんへです。(もちろん、アメリカからいらしてもOKです!)とても重要なお知らせです!来年3月20日(金・祝)東京で開催されるカンファレンスに、私が登壇します。
<マーク・リクテンフェルド来日講演>
【日程】2020年3月20日(金・祝)13:00〜18:00@東京
日本で初めて公演します。ぜひ、こちらの日程を空けておいてください。日本の読者の皆さまにお会いできるのをとても楽しみにしています。それともう一つ、日本の読者の皆さまに、3月に日本で登壇するのも重要ですが、もう一つ重要なお知らせです。
私の書籍『Get Rich with Dividends』を今、日本語に翻訳中です。恐らく、3月のカンファレンスまでには日本で出版される予定です。私も日本での配当株投資の注目を肌で感じるために、カンファレンスでの登壇と、『Get Rich with Dividends』の出版を楽しみにしています。ぜひ、3月にお会いしましょう。
良い投資を!
マーク・リクテンフェルド
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
ちなみに…このブログで紹介している株はもちろんいいのですが、それよりもたくさんの配当を出す企業ばかりを集めて、毎月レポートしてくれて…「買い」「売り」の具体的なアクションをあなたへお届けする、「Oxford インカム・レター」はこちらからお試しすることができます。
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