夢のリタイア生活を勝ち取ろう!
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所要時間: 3分
この記事のポイント
- 株価が下がって喜ぶ投資家のストーリー
- 多くの人が株式投資で成功できない本当の理由
- 退職後の資産を築く最善策を伝授
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2年前、娘がジュニア・サッカー・チームに所属して3シーズン目に突入したころの話です。
そのチームには、13歳以下の子供の試合にもかかわらず、「うちの子がスポーツ推薦で一流大学に進学できるかどうかは、この試合のプレーにかかっている」などと考えるような、面倒な父兄はいませんでした。
彼らの多くは、我が子の活躍は願っているものの、審判の誤審で騒ぎ立てたりしませんでした。なので、私は多くの父兄と仲良くなれました。その中でも飛びぬけて機智に富んでいたのが、今からお話しする彼です。
私より少し若く、大学卒業後、肉体労働系の中小企業を経営していた彼は、とても働き者で、家族のためにかなりの高収入を得ていたようです。
ある夜、チーム練習見学中に、ふと株式市場の話になりました。
彼は「私は株価が下がり続けて欲しいと思っています」とサラリと言ったのです。
「毎月、投資をしているので、株価が下がるほど購入できる株数が増え、再投資するための配当金が増えるんです。」
私は思わず嬉し泣きしそうでした!
彼は私の著書『「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源ー』を読んでいませんでした。それどころか、私が配当再投資の信奉者だと知っていたかも定かではありません。でも、自分の家族の将来をより良いものにするための投資方法が何かを本当に理解している、数少ない人の一人でした。
たいがいの人は私の職業を知ると、自分が持っている株についてどう思うかとか、市場が上昇しているけれども永遠に上がり続けることなどないから全てを売った方がいいかどうかを聞いてきます。
しかし彼は、そんなことは気にもかけていませんでした。彼は毎月、配当金で配当株を追加購入することで、持ち株数を増やしています。市場が爆上げしようが、急落しようが関係ありません。毎月入ってくる配当金を、ひたすら自動的に再投資しているだけです。
(注釈:米国には配当金を現物株に自動的に再投資するDRIP(Dividend Reinvestment Program)制度があります。主に外資系の証券会社で利用可能ですが、日本の証券会社の多くは対応していません。DRIPが利用できる証券会社でも、銘柄によっては対象外ものもあります。詳細は証券会社にお問い合わせ下さい。ここでは、ご自身の再配当投資のルールを決めて機械的に配当を再投資することも“自動的”と表現しています。)
私は市場の分析、個別銘柄の調査や読者にとってベストな投資先を見つけることに多くの時間を費やしています。
でも、あなたが自分のポートフォリオに行うべき最善のことは、彼と同じことをすることです。市場の値動きに関係なく、気に入った銘柄の株を購入して、定期的に買い足すことです。
高値で買うのが怖いですか?
世界大恐慌直前の史上最高値で株を購入したとしても、現在は177%のリターンになっているし、配当を再投資していた場合のリターンは222%になっていたはずです。
自動的に投資するのが怖いですか?
フィディリティ投信の最近の調査によると、最高のパフォーマンスを生み出した投資信託口座は、オーナーが亡くなった、或いは所持していることを忘れていた口座です。
もちろん、自動的に配当再投資をするように設定して、ほったらかしにしようという意味ではありません。あなたが持っている株の経済状況などに大きな変化がないかを気にしておく必要があります。
でも通常は、持ち株が倒産寸前でもない限り、ポジションを維持しておいて、値下がりしたら買い足すというのが長期投資の最善策です。
あなたもきっと、社交的で感じの良い私の友人を気に入るでしょう。ずば抜けてではありませんが頭が良いという印象を持つと思います。
彼はたぶん私が今まで出会った中で最も賢い投資家です。彼は市場のタイミングを計ったり、株価の下落にビビったりしていないため、彼のポートフォリオは大きく成長しています。
彼は市場の動きに惑わされていません。その結果、彼は裕福になるでしょう。
よい投資を!
マーク
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
ちなみに…このブログで紹介している株はもちろんいいのですが、それよりもたくさんの配当を出す企業ばかりを集めて、毎月レポートしてくれて…「買い」「売り」の具体的なアクションをあなたへお届けする、「Oxford インカム・レター」はこちらからお試しすることができます。
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