投資情報
今年もお世話になりました!

大晦日です。
去年と違って今年は新型コロナへの警戒が緩くなっていますよね。
諸々踏まえ、2022年はアフターコロナが具現化してくる年となるでしょう!
コロナ禍で待機しているサービス消費も喚起されると見られ、外食や旅行、その他FaceToFaceが求められる業態の戻りに期待したいところです。
サービス産業の一つ、エンタメ業界関連では、映画ファン待望の新作が年間を通じて続々上映予定です。
今月12月17日に全米公開開始(日本では2022年1月7日公開)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や、12月22日に全米公開開始(日本公開は12月17日公開)の「マトリックス レザレクションズ」に続いて、
コロナ禍で延期されていた「ザ・バットマン」(3月予定)、「トップガン マーヴェリック」(5月予定)、「ジュラシック・ワールド/ドミニオン」(6月予定)、および「アバター2」(12月予定)などのビッグネームの公開が控えています。
(スーパーマリオのアニメ映画も2022年12月に全米公開予定です!)
古くからの映画ファンも要注目なコンテンツが提供されそうで、僕も観たい作品が多いです!
待機需要に向けたサービス展開意外には、メタバース(仮想空間・サービス)関連も花開くと見ています。
社名をメタ・プラットフォームズに変更したGAFAMの一角、フェイスブック社のティッカー(銘柄コード)は、1-3月期に、現在のFBからMVRSに変更されるとのことです。
半導体業界のボトルネック(供給問題)の対応改善とともに、海外勢ならではの動きの早さが見られるのではないでしょうか。
コロナ禍で一気に進んだ、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の領域の拡大と足並みを揃える形で、ハイテク業界と実態のあるリアルなサービス(ヘルスケアやエンタメ、教育、小売り、物流全般等)が結合するサービスの提供が形としてより具体化されてくると考えます。
日本企業が得意な分野も多いので、米国以外の企業の奮闘にも目を配ると良いと考えます!
米国株投資に舵を切った投資家が、米国市場における取引機能を活用し、米国外の銘柄に投資するという場合には、ADR市場の活用が選択肢として挙げられます。
ちょうど、2022年1月15日号のダイヤモンド誌の特集にて、僕の記事を取り上げて頂いているので、ご興味を持って頂ける方は、ぜひご高覧下さいませ!

投資手法や投資の軸に関しても『サステナブル』を
その他、2022年1月からは、地域的な包括的経済連携(RCEP:『アールセップ』と読みます)協定が発効されます。
1月からアセアン10か国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)、日本、中国、韓国、豪州及びニュージーランドが参加し、2月からは韓国も加わります。世界全体の3割ほどの人口・GDP規模がカバーされています。
日本における重要な国際戦略の枠組み・ルールとなり、工業製品や農林水産品について多くの品目で関税撤廃となりますので、実際の暮らしのなかで影響を受ける方も多いと思います。
また、世界的な環境関連の動きも継続され、トヨタ自動車からは新型電気自動車(EV)の「bZ4X」が英国で発売されます。
『サステナブル』(持続可能)をキーワードとする取組みを、多分野にわたって目にすることになるでしょう。
投資環境は時代の変遷とともに変化しますが、個人投資家にとっては、投資手法や投資の軸に関しても『サステナブル』を意識し、知識や経験を積み上げていくことが、後に大きな花を咲かせることに繋がると考えます。
2022年が皆様にとって素晴らしい年となりますよう、祈念申し上げます。
来年もよろしくお願い申し上げます。
志村 暢彦
追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意し