米国配当株投資

新年を迎えた投資家へのリマインド

2024年、米国市場を代表するS&P500種株価指数は1年間を通してみれば、右肩上がりに上昇しました。

多くの投資家が前向きに投資することができたことでしょう。

しかし、8月や12月には大きな急落もありました。

そのため、

「また同じように急落しないか不安」

「下落相場になったらどうしよう」

と悩んでいる投資家もいるかもしれません。

そこで今年最初のメールマガジンでは、配当投資をする上での重要な心構えをお伝えしようと思います。

それは、仮に下落相場が今後訪れたとしても、配当投資家にとってはチャンスになるということ。

なぜチャンスと言えるのか?

それは配当を出す企業の銘柄を安い値段で買えるからです。

安い値段で買える…

つまりそれは、同じ資金に対してより多くの株を購入することができるということ。

配当は1株当たりで支払われますから、保有する株数が増えれば、受け取る配当金の額も増えることになります。

簡単な例を見てみましょう。

例えば、ある銘柄を1万円分購入しようとするとき、1株=100円の時は、100株買えます。

※以下の図は、手数料や税金は考慮していない簡素化した例です。

仮に1株当たり配当が5円もらえるとしたら、配当金は5円×100株=500円となります。

もし、この企業の株価が1株=50円に下落した場合、1万円で200株買うことができますよね。

1株当たり5円の配当なので、もらえる配当金は5円×200株=1,000円になるのです。

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つまり、株価が下がったことで同じ資金で購入する株数を増やすことができ、受け取る配当が2倍に増えたことになります。

このように、下落相場は 配当株を買い増す絶好のチャンスといえるのです。

もちろん、どの銘柄へ投資をするか?は十分に考える必要があります。

その銘柄の株価の下落が、市場全体の傾向だけでなく、業績の悪化なども影響していた場合、

市場が回復し始めても株価は下落し続け、配当も減っていく可能性があります。

しかし、堅実な事業を営み、増配も見込めるような銘柄なら下落相場の時に持ち株数を増やすことで、あなたの資産形成を加速させることが狙えるでしょう。

 

P.S.

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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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