コレを読まずに AIに投資しないでください

「配当株は退屈な株である」

そんなイメージを持っていませんか？

私は、毎年増え続ける配当所得を退屈だと思ったことはありません。

でも、それは私だけかもしれません。

常に、次のホットなトレンドとなりそうな新興企業を追い求めている投資家にとって、

キャッシュフローを生み出し、その一部を株主に還元する成熟した企業を買うことは、

ワインを一杯飲みながら退屈なテレビを見るような気分なのかもしれない。

しかし、実際はそうではありません。

最先端の成熟企業の中には、実績のあるビジネスモデルを持つ企業も数多くあります。

そうした企業は成長初期の新興企業よりも投資対象として優れている場合が多いのです。

多くの新興企業は、キャッシュフローがプラスになるまで事業資金を調達する必要がありますが、

そのため、多額の負債を背負って財務状況が悪化したり、

大量の株式を売却するため株価が下落しやすくなります。

最先端の成熟企業が配当金を支払っている場合、

それはその企業が新しい取り組みに容易に資金を投入でき、最高の人材を雇う余裕があり、

仮にホットなトレンドが一時的な流行に過ぎなかったとしても

中核となる事業は依然として順調のままであることが多いのです。

たとえば、AI 分野では、Microsoft (Nasdaq: MSFT) やBroadcom (Nasdaq: AVGO) などの企業が数十年にわたって利益を上げており、世界最高の技術を持ち、安定した配当を支払っています。

また、両社は強力な株価パフォーマンスで株主に報いてきました。

実際、マイクロソフトは過去5年間で株価が300%近く上昇。

ブロードコムはわずか1年半ほどで株価が4倍になりました。

これらの数字を見てあなたは退屈だと思うでしょうか？

とはいえ、弱気相場になったり、AIが期待通りの大きなトレンドにならなかったりすれば、これらの株も下落するかもしれない。

しかし、新興企業に比べれば下落幅ははるかに小さく、配当金によってその痛手はさらに軽減されるでしょう。

AI以外にも、投資家が画期的なテクノロジーに触れながら、配当金を受け取ることができるホットなトレンドは数多くあります。

投資家が暗号通貨から配当金を受け取ることができる上場投資信託や、数少ない珍しい企業もあります。

私は特にバイオテクノロジー分野からの収入を得るのが好きです。

承認された製品がゼロか非常に少ないバイオテクノロジー企業は、通常、配当を支払いません。

しかし、充実した製品ポートフォリオとパイプラインを持つバイオ医薬品企業の中には配当を支払う企業も数多くあります。

私のお気に入りの1つはOxford インカム・レターでも推奨しているアッヴィ（NYSE: ABBV）です。

同社の株価は過去5年間で2倍以上に上昇し、年配当利回りは3.6％（株価171ドル付近）となっています。

※6月20日時点の配当利回り

株価が60ドル付近で取引されていた7年半前に購入していたら、現在の年配当利回りは10%以上になってることでしょう。

賢くあれ

私は新しいテクノロジーや刺激的なトレンドに投資するのが大好きです。しかし、投資しながら報酬を得ながら、できるだけリスクを減らしたいと思っています。

私はドットコム（ITバブル）の好景気と不景気を最前列で見てきました。そして、どれだけ多くの企業が崩壊したか覚えています。

ですが、配当金を支払っていた企業の倒産はごくわずかでした。

さあ、新しいホットなトレンドに乗りましょう。

ただし、配当金を支払う銘柄に投資するという賢い方法で、キャピタルゲインと配当収入を得ましょう。

良い投資を。

～編集部～

あなたは知っていますか？
アップルが次のiPhoneを生み出すために狙っている市場を。

もしこの市場に今から投資できれば
iPhoneが登場する前のアップルに投資した場合と
同等のリターンを得られるかもしれません…
→アップルが狙う次の目玉とは？