下落相場でも持っておきたい企業3選
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先月の9月21日(水)、
アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)が
0.75%利上げすることを発表しました。
それに対して市場はこのように動きを見せました。
これはアメリカの代表的な株価指数である
S&P500種株価指数の9月21日中の
推移を表したものです。
FRBの利上げ発表後、
価格が下落していることがわかりますね。
一般的に利上げされると、
株価が下がる傾向にあるため
このような動きになっているのです。
そして、その後FRBのパウエル議長が
メッセージを発信すると、
さらに価格が下落していることがわかります。
このように、FRBの発表や
パウエル議長の発言一つで
株価が大きく動くことがあるのです。
多くの投資家たちはこれに左右され、
「どうしたらいいのだろう?」と迷ってしまいます。
特に投資を始めて間もない人だと、
周りが騒いでいる様子を見ると、
それにつられてしまうこともあるでしょう。
そして、株価が下落し(一時的に)
心配になり株を売ってしまうのです。
ただ、もしあなたが長期投資家であれば
このような“ノイズ”は無視することが賢明です。
なぜなら、たった数日間で数%下落することは、
長期投資をしている人にとっては
それほど影響は大きくないからです。
資産形成を続けて、今後5年先、10年先に
豊かな生活を送りたい、引退したいなど
明確な目標がある人にとっては、
株価が今日、明日に下落することを
気にする必要があるでしょうか?
腰を据えて、状況を見守ることが大切でしょう。
ただ、それでも株価が下落すると
心配になる気持ちもわかります。
そこで、このような状況では
どのような分野に投資すればいいのか?を
ご紹介したいと思います。
下落相場に強い企業3選
①生活必需品、ヘルスケア、エネルギー分野の企業
これらの分野は私たちが生活していく上で、
なくてはならない分野です。
当然、経済が停滞している状態でもあっても、
私たちは生活必需品である食品や
衣類は買います。
また、医療も受けますし、
電気などエネルギーももちろん必要です。
つまり、これらの分野を扱う企業は
景気が悪くなったとしても
売上が大きく落ちる可能性が低いのです。
そのため、下落相場でも
持ちこたえることが期待できます。
②大きな負債を抱えていない企業
経済が停滞しているときには、
大きな負債を抱えてない企業を
探すことも一つの手でしょう。
当然ですが、負債は他人から借りたお金であるため
期限までに利子をつけて返さなければいけません。
仮に大きな負債を抱えていると、
売上が落ちているにも関わらず
出ていくお金が多くなるため、
業績がより悪化することになります。
少し難しいかもしれませんが
企業の決算書を見て、
資産に対してどれぐらい負債を抱えているか?を
見てみるのもいいでしょう。
③バリュー株である企業
バリュー株とは通常の価値より
割安に評価されている企業のことです。
一方、バリュー株と対比されることが多い
グロース株と呼ばれるものがあります。
この株はその名の通り、成長株と呼ばれ
短期間で株価が5倍、10倍になることもあります。
これらの直近のパフォーマンスを比較してみると、
グロース株はバリュー株の3倍近く
株価が下落しているのです。
また過去2年間で、
バリュー株は34%上昇し、
成長率も5%を記録するなど
しっかり利益も出しています。
つまり、直近だけ見ると
バリュー株へ投資しておいた方が
リターンが得られた可能性が高いということですね。
企業の株価が割安かどうかを判断する際は
PERという指標を使うのですが、
一般的にPERが15倍を下回ると
割安と言われています。
そのため、株価が割安かどうかを判断する際は
この指標を参考にしてみてください。
ここまで、下落相場に強い
①生活必需品、ヘルスケア、エネルギー分野の企業
②大きな負債を抱えていない企業
③バリュー株である企業
といった企業3選をご紹介しました。
最近、ニュースなどで
「FRBが利上げを発表し、株価が下落」
といったことをよく聞くことがあるかもしれません。
ただ、あなたが長期投資家なら
このようなノイズに左右されず、
じっくり資産形成を続けていきましょう。
そして、今日ご紹介した企業3選も
参考にしてみてください。
P.S.
~編集部~
下落相場に強い銘柄の一つに
バリュー株がありました。
そんなバリュー株をマークが
厳選して選んでくれました。
この下落相場でさらに割安になっている
今がチャンスかもしれません。
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配当収入も期待できる企業なので、
株価下落を気にする必要もないかもしれません。
P.P.S
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