「地味な」高配当銘柄
今日、私がお話するのは、
あなたにとってあまり馴染みがなく、
地味で「難しそう」と感じる分野かもしれません。
ただ、あなたがもし堅実に資産形成をしていきたいと考えているなら、
優良な銘柄になると私は考えています。
その分野が何かというと、
REIT(不動産投資信託)です。
REITとは投資家から集めた資金で不動産へ投資して、
そこから得られた収益をもとに投資家に還元する銘柄のことをいいます。
しかも投資家に還元されるのは
得られた収益の90%。
これがREITの大きな特徴であり、
高い配当金が期待できる理由です。
例えば、REITの一つに
Stag Industrial (NYSE: STAG) があります。
このREITは工業用不動産への投資をメインにしており、
米国で40 州にまたがる559軒の建物を所有しています。
そして、顧客の中にはAmazon (Nasdaq: AMZN) といった
大手の企業も含まれているのです。
現在、このREITは1 株あたり 0.12 ドルの配当金を毎月支払っており、
年間配当利回りは4.5%と高い配当金を出しています。
また、このREITは今後も
さらに増配することが期待されています。
REITが今後も配当金を出し続けることができるかを調べるために、
ファンド フロム オペレーション (FFO) という数値があります。
FFOとは、REITが家賃収入でどれくらいの収益を出せているか
を表した指標であり、
この数値が高くなればなるほど、
それだけ配当金を支払う
余裕があるということになります。
そして、Stag Industrial (NYSE: STAG)は
このようにFFOを伸ばしているのです。
今年に至っては、
前年から18%増加すると予測されています。
実際、過去このようにFFOを伸ばしてきたことで、
配当金もしっかり出してきました。
Stag Industrial (NYSE: STAG)は2011年に
配当の支払いを開始してから、毎年増配を続けているのです。
2020年は1株あたり年間1.44ドル。
2021年は1株あたり年間1.45ドル。
2022年は1株あたり年間1.46ドル支払う見込み。
といったように、
少額ではありますが、増配を続けています。
毎年途切れることなく、
配当を出し続けること自体難しいことですが、
10年以上も増配を続けているということなんです。
REITといえば、あなたにとってあまり馴染みがなく
とっつきにくい分野かもしれません。
ただ、このように高い配当金を
継続的に得られることが期待できるわけですから、
長期的に資産形成をするためには
優良な投資先と言えるのではないでしょうか?
もちろん、REITはStag Industrial (NYSE: STAG)
だけではありません。
他にも数々のREITがありますし、
あなたがいいと思ったものを
ポートフォリオの一つに加えてみても
良いかもしれませんね。
P.S.
〜編集部〜
高い配当金が期待できるREITは他にもあります。
中には配当利回り9%以上が期待できる
銘柄もあるのです。
そんな高い配当金が期待できる銘柄を
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