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米国配当株投資 | なぜ投資で失敗するのか? 私が守る3つのルール

投資の世界で成功する秘訣は、「どれだけ大きく儲けるか」ではありません。

何か分かりますか?

私は「損失をできるだけ出さないこと」 が大切だと思っているのです。

これは私が普通の家庭に育ち、「お金の大切さ」と「堅実さ」を自然と学んだことが背景にあります。

若い頃は彼女に高価なものを買うこともなく、その価値観の違いから別れることになったこともあります。

ですが、別れた翌年に今の妻と出会い、付き合い始めました。

妻とはお金に対する感覚が近く、今も安心して過ごしています。

これらの経験から今も投資においては、まず 文言「資本を守ること」 を一番に考えているのです。

では、そのために欠かせない3つのポイントについてお話ししましょう。


①リスクが高いものに投資しすぎない


リスクが高いものには多額の投資資金を投資しないように注意します。

そのため、オプション取引やペニー株といったものには「ゼロになる可能性もある」と考えて投資するのが良いでしょう。

仮に許容できる損失が2,000ドルなら、投資額も2,000ドルまでに抑えます。

一方で、配当株や成長株といったリスクが高くない銘柄銘柄なら25%のトレーリングストップを設定。

8,000ドル投資して株価が25%下がれば自動的に売却され、損失は2,000ドルに抑えられます。


②トレーリングストップで損失を抑える


技術的な方法として有効なのがトレーリングストップの活用です。

リスク管理における有効性

  • 損失を限定できる便利な仕組み。ただし急落時には25%以上の損失が発生する可能性もある。
  • 株価が上昇した際にトレーリングストップを引き下げれば、利益を確保しつつリスクを軽減できる。
  • 例:最初は25%に設定し、十分な利益が出たら10%に引き下げるといった調整が可能。

③株を買った理由を忘れない


短期狙いで買った株が思惑通りに動かなければ、長期保有せずに売却するべきです。

「そのうち上がるだろう」という希望は戦略ではなく、失敗のもとです。

逆に、ファンダメンタルズを重視して長期投資を決めた株は、短期の上昇で手放さないことが大切です。

優良企業は長い目で見れば3倍、10倍に成長する可能性もあります。

長期投資では、トレーリングストップをうまく使いながら「腰を据えて保有する」ことがポイントです。


【まとめ】鍵は、損失を抑えること


投資で成果を出すための最善の方法は、 「損失をできるだけ出さないこと」 です。

株価が予想と違う動きをしても、事前にリスク管理を徹底していればダメージは最小限に抑えられます。

資産を守ることこそが、長期的に資産を増やすための第一歩なのです。

 

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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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