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投資情報 | まさに「金」が輝くタイミングが来たか?


米ドル急落の衝撃と背景


米ドルが急落しています。

今年に入ってすでに10%も下落し、1986年以来最悪のスタートです。

これは単なるつまずきではなく、階段を転げ落ちるようなレベルです。

ただ、混乱の中にはチャンスがあります。

そして今最も輝いているチャンスは、トランプ前大統領が大好きな「金色」にまつわるものです。


トランプ政権とFRBの対立が生む市場混乱


ドル急落の原因とは?

今回のドル安は、いつもの原因、景気後退や利下げなどではありません。

トランプ大統領と米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長との対立が主因です。

同大統領は、パウエル議長に対して「無能」「とても頭が悪い」「石頭」などと侮辱的な発言を連発し、「Too Late(遅すぎる男)」というあだ名までつけています。

まるで彼のリアリティ番組『アプレンティス』のようです。

さらに、任期満了を待たずにパウエル氏を解任しようとしており、後任候補に以下の人物が挙がっています:

        • 財務省のスコット・ベッセント氏
        • 元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏
        • 現理事のミシェル・ボウマン氏
        • 現理事のクリストファー・ウォーラー氏

 

もしトランプ大統領がよりハト派(利下げを支持)の議長を指名すれば、急速な利下げが始まり、ドルはさらに下落する可能性があります。


ゴールドラッシュ再来の可能性


こうしたドル安の中で輝いているのが「金(ゴールド)」です。

インフレや景気不安時の安全資産として知られる金は、すでに1オンス当たり3,500ドルという過去最高値を記録しています。

しかも、ウォール街の大物たちはこれを通過点と見ており、金価格は5,000ドルに到達するのは「ほぼ確実」と言われているのです。

主要な金融機関や専門家の金価格予想は以下の通りです:

    • 5,000ドル到達は確実:ジョン・ポールソン氏、ナイジェル・グリーン氏、ジム・ソーン氏、ETF大手ヴァンエック社
    • 5,000ドルは通過点に過ぎない:ピーター・シフ氏
    • 2026年に4,000ドル:JPモルガン
    • 2025年末までに3,700ドル、状況次第では4,500ドル:ゴールドマン・サックス

 


【まとめ】今こそ金投資を


金融市ドル安が続く中、「安全資産」への資金移動が加速することが予想されます。

今が金への投資を始める絶好のタイミングかもしれません。

マシュー・カー

〜編集部〜

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Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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