米国配当株投資

700万円を損した 友人の投資ミスとは?

あなたは「オー・ブラザー!」と言う映画を観たことはありますか?

私のお気に入りのアメリカ映画の1つで、
2000年に制作され、主演はジョージ・クルーニーです。

その主題歌となったのが、“I AM A MAN OF CONSTANT SORROW(俺は常に悲しみに暮れる男)”という曲。

これは、タイトルの通り、トラブルから逃れられない人の悲哀の物語です。

そして、私にはこの曲がぴったりの友人がいます。

彼は常に経済的なトラブルの中にいます。

常に間違った判断をしてしまうのです。

そして、その理由は明白です。

彼は常に「一攫千金」を狙っているのです。

以前、彼と食事をしていた時、
唐突に「投資で5万ドル(およそ730万円相当)を失った」と語りました。

それは、ろくに調べもせずにある暗号資産へ投資をした結果でした。

その上、その損失の規模は彼にとって許容できないものでした。

彼は本当に良い友人なので、経済面で失敗ばかりしている姿を見ると気の毒な気持ちになります

ですから、もう2度と同じ経験を繰り返してほしくありません。

私はその場で、この失敗の理由となった「2つの大きなミス」について友人に説明しました。

そのミスとは

1. 1つの投資対象に絞って投資をしたこと
2. 損失が許容できない範囲で投資をしたこと

それぞれ詳しく見ていきましょう。

==

1. 1つの投資対象に絞って投資をしたこと

資金のほとんどを1つの投資対象に向けていた場合、
当然と投資の成否はその投資対象だけに左右されます。

逆に、さまざまな投資対象に資産を分配していた場合、例えある銘柄の株価が下落していたとしても、他の銘柄の株価が上昇していれば、全体で見たときにプラスになっていることが期待できます。

もし、あなたのポートフォリオ、投資先を見た時、いくつかの投資対象に集中していた場合は、分散化に取り組むべきでしょう。

現代ではオンライン証券を使用すれば、多くの場合で分散化にかかるコストは抑えられるはずです。

2. 損失が許容できない範囲で投資をしたこと

投資において、大きなリターンを得ることよりも大事なのは損失を抑えることです

そのため、予想される損失が許容できない大きさなら、その投資は避けるべきでしょう。

もちろん堅実な投資先…普段私がお勧めしている配当株などでしたら、

損失の幅も抑えられるかもしれません。

しかし、より投機的な投資の場合、その投資資金のほとんどがゼロになってしまうことすら考えられます。

ですので、投機的な投資は「無くなってもいい資金」で行うのが適切と言えます。

==

私の友人は、投機的な投資対象だけに、損失が許容できない範囲で投資をしてしまいました。

その結果、投資資金のほとんどを短期間で失ったのです。

もちろん、投資に絶対はありません。

この2つを避ければ、大きな損失が出ないと約束はできません。

しかし、損失を抑えることは可能でしょう。

これが長期的に資産を増やしていくことに繋がるのではないでしょうか。

P.S.

今回の記事はいかがでしたか?

あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。

Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。

公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。

毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。

『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

ちなみに…メールマガジン登録者様に『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』の講演ビデオもプレゼントしています。

あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか?

→『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button