7.2%の高利回りを提供する高齢化ビジネス
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この記事のポイント
- 確実に利用者が増えることが予想される特別な賃貸住宅とは?
- この賃貸住宅ビジネスへ投資するときに考慮すべきこと
- 手堅い高利回りを確保できる可能性が高い理由
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高齢者人口の増加は介護サービス付き住宅にとっての追い風となる一方で、そのビジネスは新型コロナウイルス終息後の世界でも容易ではありません。
規制は日々変化しているので、施設はメディケア(高齢者向け医療保険制度)の保険給付の変更に翻弄され、資格のある人材の確保にも苦戦しています。
ですから、1万人のベビーブーマー(第二次世界大戦後の1946年から1964年頃までに生まれた人)が次々に65歳を迎えている中でも、介護サービス付き住宅への投資は簡単なことではありません。
しかし、私にとっては、介護サービス付き住宅のオーナーになるというビジネスは魅力的に映ります。
介護サービス付き住宅がサービスを提供している限り、入居者が家賃を払い続けなければいけないのは明白だからです。
オメガ・ヘルスケア・インベスターズ(NYSE: OHI)は、米国40州での957ヶ所の介護サービス付き住宅の不動産に加え、英国でも1軒所有しています。
不動産投資信託(REIT)であることから、収益やキャッシュフローよりも、FFO(不動産賃貸事業からどれだけのキャッシュフローを得ているのかを示す指標)の方が重要な指標になります。
オメガのFFOは、2017年と2018年の落ち込みから強い反発を見せているものの、ここ数年は取り立てて良い数値ではありませんでした。
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昨年、オメガのFFOは6億4000万ドルとなり、株主には5億6400万ドルの配当金を支払いました。配当性向は88%です。
2020年のFFOは6億4900万ドルになり、6億800万ドルの配当金を支払うと予測されています。この場合の配当性向は94%となります。
REITは利益の90%以上を投資家に分配しなければなりません。そのため、配当金額はFFOとほぼ同じになるため、配当性向は必然的に高くなります。
仮に配当性向が100%を超えていたら、セーフティーネット・プロ(Oxfordクラブ独自の格付ツール)の安全性評価は低くなります。しかし、100%に満たない場合は問題ありません。
オメガ・ヘルスケア・インベスターズは2004年以来、着実に増配を続け、毎年、株主に多くの配当金を支払っています。
オメガは数年前にFFOが減少した際にも増配を実施しており、この事実は安全性について確信を深めるきっかけとなっています。
オメガの四半期配当金は一株当たり0.67ドルで、年間利回りは7.2%となります。これは、このような市場では見つけることが難しい、手堅い利回りです。
介護サービス付き住宅ビジネス自体は、常に安定しているとは言えないかもしれません。しかし、オメガ・ヘルスケア・インベスターズの配当は確かなものです。
配当安全性レーティング:A
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あなたの投資がうまくいくことを願って
マーク
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
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