2020年の利益を失わないために
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この記事のポイント
- 投資で難しいのは「買い」ではありません!
- あなたの資産を守り増やすために絶対に必要なこと
- 今すぐにやるべき、あなたの富を守る2つの戦略
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予想に反して、2020年は株式市場にとって素晴らしい一年でした。
年初以来、S&P500種指数は14%以上も上昇しました。
もし、あなたが昨年3月の下落時か4月の回復期に買っていたとしたら、今頃、十分な利益を上げていることでしょう。
株価が暴落するのを目の当たりにして、株を買うのに勇気を奮い起こさなければならないとしても、買うのは簡単なほうです。
買うのは売るよりも簡単です。
株を買ったり、他のものに投資するときには、私たちは期待に胸を膨らませて楽観的になります。それは楽しい経験です。利益が出たら何をしようかといった妄想にふけることもあるかもしれません。
売るのはその反対です。損失被った状態で売るということは、自分が間違っていたことを認めて、痛みを伴う行動をとるということです。これは感情という点からとても難しいことです。
利益を得るために売ること、たとえそれが大きな利益になるとしても、買った時のようなポジティブな感情は得られません。いつも、「売るのは早過ぎではないだろうか?」とか、「もっと利益を出せるのではないだろうか?」と疑問を感じます。
売る決断をするのはとても難しいのです。
だからこそ私は、売る決断をするときには感情を切り離すようにしています。感情は常に私たちを間違った方へと導くので、私は、取引を始める時から、いつ売るかという出口戦略を持っています。
そうしないとあなたは、本来売るべき時に売らずにいたり、逆にまだ売るべきでない時に売る理由を探して、それを正当化しがちです。
前もって売る決断を下しておき、夜ぐっすり眠るために私がしている2つの重要なことがあります。
1. トレーリングストップを使う
株を買った時にトレーリングストップを入れておくことで、すでに、ある一定の価格で売る決断をしたことになります。
(トレーリングストップとは、ストップ価格を設定しつつ、株価が自分に有利な方向に動いた場合に自動でストップ設定値を修正する注文を入れることです。)
その決断は、私が合理的かつ論理的に考えて下されたものです。株価が急落している時や、予想もしなかったニュースを目にした時の決断ではありません。
必要に応じて、いつでもストップを調節できますが、もしストップ価格を設定したら、それを無視することはありません。それを無視したら、きっと感情的に反応してしまいます。
私はいつも、感情に左右されない時に考えた出口戦略を持っていたいと思っています。
2. 適切なサイズのポジションにする
損失を被った場合に回復できないほどの投資をしてはいけません。
もしあなたが、一つの投資に多額の資金を投入すると、それは大きなストレスになります。そして、ストレスがあるときには、感情的な行動を取ってしまいます。
「いつ、大きく下落するかもしれない」という恐怖に耐えられなくなって早く売ってしまうかもしれません。株価が下落したら、大きな損失が現実になるのを恐れるあまり、株価が元に戻ることを祈って塩漬けにしてしまうこともあります。
これは禍の元です。
私たちは損をすることは望んでいませんが、時には損失が出ることは避けられません。だから、ポジションのサイズを小さく保つことで、個々の問題に耐えられるようになります。
オックスフォード・クラブでは投資家の皆さんにポートフォリオの4%以上を一つの投資に割かないように進めています。
おそらくあなたは、2020年、もしくはそれより前からの投資によって、かなりの利益が乗っているでしょう。2021年がどうなるかなんて誰にもわかりません。
だから、市場が大暴落したとしても、その利益が吹っ飛ばないように、今すぐに出口戦略を立ててください。
あなたの投資がうまくいくことを願って
マーク
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
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