米国株入門

投資初心者にもオススメ:米国株投資家が読むべき本8選

所要時間: 5分.

この記事で紹介している本

  1. ジョージ・S・クレイソン『バビロンの大富豪

  2. ジェフリー・リトル『Understanding Wall Street

  3. アレクサンダー・グリーン『The Gone Fishin’ Portfolio

  4. ジェレミー・シーゲル『Stocks for the Long Run

  5. ダビッド・ドレマン『Contrarian Investment Strategies

  6. アネット・タウ『The Bond Book

  7. マーク・リクテンフェルド『You Don’t Have to Drive an Uber in Retirement

  8. マーク・リクテンフェルド『「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源


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私は投資に関する本のおすすめをよく聞かれます。  

私は子供の頃から読書に貪欲で、幾多もの本を読んできました。  

でも勘違いしないで下さいね。図書館に入り浸っていたという訳ではないんですよ。スポーツもしていたし、バンドにも入っていました。ただ、知識を身に付けることに飽くなき好奇心があって、読書が大好きだったんです。  

とにかく、私がおすすめする投資に関する本とその理由をご紹介しましょう。

まずは初心者向けの本から始めましょう。  

これは投資に関する本の中で最も優れたものです。あらゆる題材の中でも最も良い本は、ジョージ・S・クレイソンの『バビロンの大富豪』です。 

これは1926年に書かれたものですが、時代遅れなものではありません。投資のコツや、株価収益率12倍以下で株を購入しろなどといったことは書かれていませんが、古代バビロンで巨大な富を築く男の話を通してファイナンスに関する重要な教えが語られています。  

また、常識的なテクニックは使われていません。今日の午後を使って読み終えることが出来る軽めの本ですが、この本からの教えはあなたの人生を変えるものになるでしょう。特に、あなたがまだ将来のお金についてよく考えていなかったり、どうしたら良いのか分からなかったりする場合は、絶対におすすめの本です。

次の本も初心者向けの本で、この本は私の人生を変えてくれました。当時22歳の私は仕事が大嫌いで、ジェフリー・リトルの『Understanding Wall Street』を理解するのにつまずいていました。  

この本では、様々な投資がいかに機能するかをシンプルな用語で説明しています。株とは何か、債券とか何か、オプションはどう機能するのかなど、ウォール・ストリートに関して知るべきことの全てがこの本に書かれています。トレードの仕方が非常にシンプルな用語で書かれていて理解しやすいので、特に初心者が何度も立ち返るべき本です。   

私の本は30年物で使い古しですが、30年経った今でもこの本を読み返します。私はこの本を読んだ後、投資を始めるのに必要だった自信をつけることが出来ました。私ははじめから優れた投資家だったわけではありません。しかし、この本を読んでからは自分が足を踏み入れようとしている世界を十分理解することが出来ました。他の投資に関する本を読む前の前段としてお勧めの本です。   

さて、続いては私の友人のアレクサンダー・グリーンの『The Gone Fishin’ Portfolio』です。  

この本は、投資をしつつも日常的に投資のことを考えたくはない投資家向きの本です。この本の背景にある考えは、ポートフォリオを作成したら年に一度それを見直し、構成し直すという非常に分かりやすいものです。この本では、この戦略のロジックが明確に説明されているので、投資を上手く始めることが出来るでしょう。   

続いての本は、ジェレミー・シーゲルの『Stocks for the Long Run』で、私が大好きな本です。  

私の手元には本がないのですが、株式を長期保有することに疑念を抱いたことがある人を納得させるデータに満ちた本です。分厚い本ですが、短い章で構成されていて読みやすいのでお出かけの時に読むことが出来ます。  さて、もう少し上級者の方には、ダビッド・ドレマンの『Contrarian Investment Strategies』を強くお勧めします。  

ダビッド・ドレマンは、逆張り戦略を取るコントラリアン投資の父と言われています。大衆は誤った予想をすることもよくあるので、非常に儲かる可能性があります。私は新人の頃、ウォール・ストリートで最も優秀なコントラリアンの一人に教育してもらうことが出来てとても幸運でした。だから私はこの手の投資を深く信用しています。そして、この本は投資の心理学とその利用法を深掘りしています。私はこの本を2回読んでいますが、10年ほど経っているのでもう一度読み直そうと思います。   

続いて、債券に興味のある方にはアネット・タウの『The Bond Book』をお勧めしますが、この本は非常にドライなものであることを先にお伝えしておきます。  

砂漠を駆け抜けるくらいドライです。しかし、債券への投資経験がない人でも理解出来る情報が書かれています。あなたが投資できるあらゆる債券に関して説明されており、債券の仕組みや起こりうる事象の要因を学ぶことが出来ます。非常に良い本ですが、ワインを飲んだ後や食事してお腹いっぱいになった後に読む本ではありません。   

ところで、私は2冊の本を執筆しています。『You Don’t Have to Drive an Uber in Retirement』は、とても良い本で満足していますが、『「年100回配当」投資術ー日本人が知らない秘密の収入源』を特にお勧めします。   

10万部以上の売上を誇り、米国のAmazonでも1位になりました。また、 ファイナンシャル・リテラシー研究所よりブック・オブ・ザ・イヤーにも選出され、英語以外に3ヶ国語で出版されており、現在は第2版が出ています。   

私のキャリアの中でも最も誇りに思っている本です。この本は初心者から上級者まで、全ての投資家向けの本です。高配当株への長期投資が、長期的に大きなリターン、富、収入を生み出す理由について説明しています。あなたの成功を確保する特定の戦略についても書いています。この本にはとても自信があり、皆さんにも楽しんで頂けると思います。  

良い投資を 

マーク


いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)

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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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