あなたに最適なトレーディング・スタイルを選ぼう
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所要時間: 4分
この記事のポイント
- 投資とトレードの違い
- 短期トレード vs 中期トレード
- トレード・スタイルを決める3つの質問
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私は20代の頃、トレーダーが滅多にポジションを翌日に持ち越さないトレーディングデスクで働き始めました。彼らは数時間、時には数分でトレードを終了するデイトレーダーでした。
その後、私はキャリアを積んで、最終的に長期投資を専門とするようになったので、永続増配株を長年に渡り所有することを目標にしました。
今では、会員の皆さんが永久に持っておけるような、毎年増配を行う永続増配企業を見つけています。
しかし、それは投資の場合です。トレーディングであれば、早めに売買する方が良いでしょう。
銘柄によっては、カタリスト (株価の変動を誘発する材料)やテクニカル・パターン(チャート上のテクニカル分析による売買シグナル)が現れるまでに、数週間待たねばならない時もありますが、それは構いません。数週間から数ヶ月で2桁、3桁のリターンを得られるとしたら、ほとんどの投資家は、そのパフォーマンスに満足するでしょう。
しかし、一部のトレーダーは売買することを好み、利益を得るために何週間も待ちたくありません。彼らは、数日中に、時には同じ日のうちにトレードを終えたいと考えています。
それは、より投機的な売買ですが、一部のリスクを排除できます。例えば、株を長期間保有すると決めているとか、その株が成長すると硬く信じていると、株価の下落リスクが高まります。一部のトレーダーは、株に執着することはありません。
中期的なトレーダーの場合には通常、数週間またはそれ以上の期間、株を保有します。彼らは、決算報告書、医薬品の承認、完成したチャートパターンなど、売買理由が成立することを待っているのです。
彼らは通常、多少は余裕のあるストップを設定します。そうすれば、株式市場の雑音に振り回されることはありませんし、トレードが不利になった場合にでも、想定を超えるような大きな損失を被ることもありません。
短期的なトレーダーの場合には、数日またはそれより短い期間でしか株を保有しません。彼らは通常、市場や株の強い動きを利用します。
通常、彼らは、より頻繁なトレード機会と勝利と引き換えに、より小さい(しかし、恐らくより頻繁な)損失を被ります。あなたが、どのような取引スタイルが自分に適しているかを決める際には、以下のように自問してください・・・。
取引にかけられる時間はどれくらいか?
短期取引、特にデイトレード(同じ日にポジションを何度も出し入れする場合)には、通常、市場が開いている間はコンピュータの前(または少なくとも携帯電話)から離れられません。一日中、つきっきりになります。
中期的なトレーダーであれは、それほど多くの時間をコンピュータに張り付いたトレードに費やす必要はありません。
あなたのリスク許容度は?
数週間ポジションを保有する中期的なトレーダーは、通常、株式市場の雑音に振り回されないようにポジションに余裕を持たせる必要があります。
つまり、多少の株価下落に耐えなければならないということです。
短期トレーダーは、1回のトレードの損失は小さいのですが、素早く決断を下して取引を実行しなければなりません。
どのような戦略が最も理にかなっているか?
決算発表、ボラティリティ、チャート・パターン、業績評価、またはアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認に基づいて取引しますか?特定のカタリスト (株価の変動を誘発する材料)は、短期及び長期の取引スタイルの両方に役立ちます。
ボラティリティに基づいてトレードしたいのであれば、それは、本質的に短期的なものになるでしょう。今後の臨床試験のデータに基づいてバイオテクノロジー株を取引することが好きならば、取引期間は長くなります。
取引にまだ慣れていない場合は、まず、どのスタイルが自分にとって最も魅力的かを自問することから始めましょう。
あなたが経験豊富なトレーダーでありながら、思うような結果が得られていないなら、こうした質問は、自身の性格に最も適した方法で取引を行っているかどうかを明らかにするのに役立つかもしれません。
良い投資を!
マーク
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
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