米国株投資ガイド

米国株投資と税金

米国株の配当金を受け取る場合、まず米国で10%が課税され、残り90%のうち20.315%が日本で課税される。これは二重課税となるため確定申告すれば米国で課税された10%を「外国税額控除」として取り戻すことができる。

例)米国株での配当が100あった場合、10は米国で課税され、残り90のうちの20.315%(約18)が日本で課税されるため、受け取る配当金は72となる。ただし確定申告で米国で課税された10を取り戻すことができるため、結局かかる税金は最初の10020.315%をかけた金額となり、確定申告することで日本株で配当を受け取ったのと同じ税率となる。

ただしNISA枠で投資した米国株から配当を得た場合、米国で課税された10%を取り戻すことができない。ここは日本株に投資する場合と比べて不利な点であると思われるかもしれない。しかしキャピタルゲイン(売却益)は日本株と同じく非課税であるし、配当のうち10%が課税されるとしても、もし年配当利回り4%の株であればそれが3.6%になるだけのことだ。このわずかな不利を大きく上回るリターンが米国株投資では狙えるとOxford Clubでは考えている。

Oxford Clubでは税金に関する個別のアドバイスはできかねます。税の専門家もしくは各証券会社へお問い合わせください。

Back to top button