◉ DRIP(配当金の再投資制度)
DRIP とは、Dividend Reinvestment Program の略で、配当金を現物株に再投資するための制度です。配当金 を現金で受け取らず自動的に同じ株に再投資する注文となり、主に外資系の証券会社(サクソバンク証券やイ ンタラクティブ・ブローカーズ証券など)でご利用可能です。
このDRIPを使うメリットは、株の再投資をする手間が省けること。さらに、再投資する際の納税が先延ばしになる点や買付手数料がかからなかったりします。もし、1 株あたりに満たない場合は端数の金額を現金で受け取ることになります。ただ、投資金額が少額で、なかなか 1 株の株価に配当金が到達しない場合は、効力を発揮しにくいです。その場合は様々な企業から支払われる配当金を集め、比較的株価の低い銘柄へ投資していただく方が効果が高くなるケースもあるでしょう。