◉ 10-11戦略(短期インカム・ポートフォリオ)

「10-11戦略」とは、配当により収入を得ることを目的とした「10年以内に利回り11%を期待できる銘柄を選定する」戦略です。
Oxford インカム・レターの「短期インカム・ポートフォリオ」に掲載されている銘柄が、 この戦略に合致したものです。具体的には、年4回の配当がある銘柄であれば、このように資産が増えるのを狙う戦略です。

年配当利回り(%)= 直近1年間の配当額合計 ÷ 株価 x 100(年4回配当が一般的)100万円で投資した株からの年間配当額目標:11 万円(1年間)

この戦略の特徴は、選定した銘柄の成長、つまり株価の上昇が必ずしも必要ないところです。例えば、1 株 1000円で5%、配当が50円出る株を買ったと仮定します。これを10年間に渡って投資先の企業が増配し続けることで配当が成長、110円になります。つまり、初期投資金額に対する配当利回りが11%になるということで、 これを目指します。年間4回の配当を受け取り、好きなように使える…これが、10-11戦略です。また、10-11戦略の銘柄は必ず「10-12 戦略」のポートフォリオにも含まれます。

10-11戦略では、原則として全ての株に25%のトレーリングストップを設定します。これを設定する理由は、10-11戦略が資産形成ピラミッドの第二段目、「積極的な投資」にあたるためです。1 つの銘柄には4%以上の資金を投入せず、さらに、25%のトレーリングストップを設定することで、一銘柄に対する投資の最大損失を投資資金全体の1%未満に抑えることができます。

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