投資情報

マークさんやアレックスさん達に 会ってきます!

志村です。こんにちは。

来週からアメリカに行ってきます。

Oxfordクラブ・ジャパンの会員間ではお馴染みのマーク・リクテンフェルドさんやアレクサンダー(アレックス)・グリーンさん、マシュー・カーさんなど、米国人ストラテジスト達と対話してきます!

ご存じない方のために。
マークさんは、Oxford インカム・レターを執筆しており、アレックスさんはOxford キャピタル・レターを執筆しています。
また、そのお二人に加え、マシューさんは、さらに高度な投資に向けた投資情報・分析を提供しています。

彼らが今の株式市場をどのように捉え、今後どのような発想・着眼点で投資推奨をしていくのか、メールやビデオ会議ではなく、直接お話しする良い機会なので、今からとても楽しみです!!

日頃Oxford クラブのサービスを活用してくださっているあなたに、良いものがお届けできるよう、Oxford クラブ・ジャパンとしても一丸となって取り組んでいきますので、ご期待頂ければ嬉しいです。

なお、アメリカ滞在の後半では、シリコンバレーにも立ち寄ってきます。

シリコンバレーという名称は聞いたことがある方も多くおられると思います。

サンフランシスコ南部に位置する、GAFAをはじめとする大手ハイテク企業を生んだエリアです。スティーブ・ジョブズ氏の生家もあります。

語源としては、半導体(ICチップ)に用いられるシリコン(ケイ素)をもじってつけられたということですが、現地では、単にベイエリアという呼称だったりもするようですね。

今もなお、多くの才能あふれる起業家・エンジニアを多く寄せ付け、新しいモノやサービスを生み出している世界有数のエリアですので、改めて現地の雰囲気を感じて来たいと思っています。

現地ではスタンフォード大学やナパバレー(ワインの産地)にも立ち寄ってきます^^

 

さて、米国企業の1 – 3月期決算発表が本格化しつつあります。

コロナ禍(初期)に大きな恩恵を受けたネットフリックスは、失望的な会員数を発表し、株価が大きく下落しています。同じくメディアコンテンツを提供する企業群(例えばディズニー等)も連れ安。

一方で、クラウドベースのソフトウエアやサービスが好調で、売上高が事前の想定を上回ったIBMは株価が上昇しています。

また、売上・利益ともに力強い成長を見せたテスラは米国時間20日の時間外市場で大きく株価上昇しています(日本時間21日朝時点)。

インフレに対して米国金融当局が積極的な姿勢を取る想定がなされているほか、ロシア・ウクライナ問題(および資源問題)、サプライチェーン問題、中国のロックダウンの影響があり、引き続き株式市場は変動幅の大きな展開が続いています。

現在は金融政策を受けて市場全体が上下するというより、個別企業の業績動向が株価に反映されやすい「業績相場」の傾向も強いです。

決算における実績の数値のみならず、会社による今年の業績予想値や事業環境の見方なども大切な地合いです。

もし、企業の決算発表を目にすることがおありでしたら、是非そういった情報にも目を向けて頂くことをオススメします。

 

また、投資家としては、短期的な変動幅上昇に対する対応について経験値を高める発想で、前向きに乗り切って頂く発想が大切になってくると思います。

資本主義の本場米国の熟練の経営者ですら、事前の予想をはずして経営目標を達成できないことは普通に起こります。

なので、想定が外れたとしても投資を続ける仕組みづくりをすることが肝要と考えます。

Oxford クラブでは、1銘柄への投資額を全体の4%以内に抑えるルールをご案内するなどしており、仮に一部で想定が外れても、投資資産全体としては長期でプラスを確保できる体制を構築されるサポートをしています。

また、会員の皆さんには、日本の株式市場では用いることのできないデリバティブの手法などを活用し、投資資産全体のリスクを小さくしたり、保有する株式を活用して現金収入を獲得する(購入簿価を下げる効果)ことを狙う手法についてもご案内しています。

株式市場は対応が難しい展開が継続していますが、ここでの取組み・経験値の獲得が後々効いてくると考えます。

そして投資の成功は、マクロ経済動向、ミクロ経済動向(個別企業)、投資の手法がうまく嚙み合うなかにおいてもたらされやすいと考えます。

業績動向を読み、勝ち組企業を見つける取組み以外に、投資の手法についても、合理的かつ適切なロジックに基づいた取組みに目を向け、試行錯誤を積み重ねて頂きつつ自分なりの「勝ちパターン」を見つけ、熟成させていくことが、投資の成功にとって重要ではないでしょうか。

強弱入り混じる展開ですが、長期目標の達成に向けて、取組みを継続される方と共に歩み、サポートしてまいります。

良い投資を。

 

志村 暢彦

追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。

志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button