石破総裁誕生。アメリカの反応は?
本日金曜は毎月の定例行事、米雇用統計の発表日。
大統領選を前に控えていますので、仮に雇用環境が想定より悪かったり、賃金上昇が失望的だったりしても、
利下げ期待が高まることで、成長鈍化懸念が打ち消され、何事もなかったように収まるのでしょうか。
株式市場にとって、最大のビッグイベントは政治への関心事にうつり、利下げについては誰も語らなくなってきています。
一応触れておきますと、市場が織り込む利下げ期待として、もっとも確率が高いのは、11月6日₋7日の会合で0.25%の利下げを行ない、その後も断続的に利下げ。
来年9月には政策金利が3%前後となっているという想定です。(日本時間4日7時時点)
果たしてそこまで下がるのか、いずれにせよ大統領選の結果待ちとなります。
政治といえば、日本では大方(選挙のプロ)の予想を裏切り、石破総裁が誕生。第102代首相に指名されました。
今週、最近まで日米通商協力に関する会合で米国側の実務を担当していた知人(米国人)と、雑談するなかで、石破首相の話になりましたが、
すぐに一枚の写真を提示されました。
(他意はなく、俺も聞き及んでいるよ、くらいのニュアンスで提示してくれました)
それがこちら↓
トランプ氏やバイデン氏がコスプレをして講演するか、というとそれは考えにくいですし、
ロシアや中国、欧州各国でやるか、と考えても、想像しにくいですよね。
勝ち組の株式投資家の条件としては、常に趨勢の反対を意識することが重要です。
趨勢に身を委ねたり、流れに身を任せる人は、普通の投資をしていると負けやすい傾向にあります。
(もちろん、そんな人でも「勝ち方」はありますが)
趨勢の反対を行く人は、そのための適性があるか、訓練を積むことを求められますが、石破総裁にはすでに備わっていると言えます。
ぜひ一度、日本人の求められる投資や資産形成について、意見交換をさせて頂きたいところです。
話を株式市場に戻しまして、
来週10月10日には、テスラのロボタクシー発表イベント(Robotaxi Day)が予定されています。
お膝元のサンフランシスコでなく、ロサンゼルスでの開催ということで、大規模な仕掛けも控えているのでしょうか。
10年以上先を見据えて、趨勢の反対を押し切り我が道を行く投資を続けるイーロン・マスク氏。
彼もまた、Stay Hungry. Stay Foolishの魂の持ち主です。
日本でももっと、人と違うことを認める文化が広がるといいですね。
世の中を変えるイノベーションは、往々にして、旧来の日本型の教育からは生まれにくいので、
金融教育の側面からも、日本社会の前進に協力できたらと考えており、私事、少しずつ、具体的な行動に移っています。
来年の株式市場でも、AIはもちろんのこと、世の中を変えると期待される技術をもつ企業にお金が集まりやすい展開を想定しています。
志村暢彦
追伸1
米国株を中心とした長期資産形成においては、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターにおいて、グローバルな視点で銘柄アイデアをご案内しています。
追伸2
私からの情報発信力を充実させるため、今更ではありますが、noteを利用しはじめました。
まだきちんと投稿できておらず、ほぼ空の状態ですが、近く投稿を始め、投資家に寄り添う旬な情報をお届けしていきたいと思っています。宜しければ、ご登録されてください。
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