投資情報

今年、インデックス投資やETFを通じて アメリカ株デビューされた方へ

今週火曜は、テレビ東京系列『Newsモーニングサテライト』(モーサテ)の出演日でした。

アメ株Updateのコーナーへの、中継への出演で、放送終了後の配信サービス『モーサテプレミアム』でも解説と質疑応答をしてきました。

今回のテーマとしては、年央に向けた『セキュラー・グロース』銘柄について取り上げました。

マグニフィセントセブン(マイクロソフト、アップル、エヌビディア、アマゾン、アルファベット、メタ、テスラ)をはじめとするメガテック銘柄については、個別株のほか、S&P500種株価指数(S&P500)やMSCIオールカントリー(オルカン)といった指数インデックスや、FANGやAI、半導体といったテーマ型のETFなどを通じて、実質的に保有している投資家が増えたと思います。

何せ、7社の合計だけで、S&P500の時価総額の3割程度を占めるわけで。すごい事象ですよね。

S&P500ですら、全米を代表するようなトップ500企業ということで、ある意味アメリカ全体の上澄み、勝ち組ですから。

マグニフィセントセブンは、その勝ち組のなかでのさらに勝ち組ということですが、株価が高いのか安いのか(まだ上がるのか、そろそろ一服するのか)、今後、見方は分かれてくると思います。

が、長期投資家は、一度保有すると、ある程度長い期間を通じて持っていることを前提に、投資銘柄や保有株数の増減を思考しやすいものです。

ただ、マグニフィセントセブンを保有したうえで、分散投資を踏まえたときに、どのような銘柄が組み合わせとしても良いのか、初級の投資家の方はイメージが湧きにくいと思っていまして。

そういった投資家の方にご覧いただいた時に、何らか気づいて頂ける点があると良いなという想いで資料・原稿を準備しました。

 

また、放送終了後のプレミアムにおいては、米国の大統領選に関する、現在の世論(当選確率)も踏まえて、ご紹介しています。

今年の米国株式市場は米国の大統領選を控え、突発的に動くことも想定されますが、世界に目を向けると、今年首長選を控える国は多く、地政学リスクや、国家間の分断の気配についても気を配れると良いと思っています。

投資に取り組み始めたばかりの投資家は、『損したくない』という気持ちが強く働きがちです。

「買ったものを売らなければ、『損』はあくまで『評価損』であって、耐えているうちに回復することも期待できるかもしれない」、と頭では分かっていても、
いざ、『評価損』が目に入ると滅入ってしまう気持ち。とてもよくわかります。

かつて大経済学者ケインズ氏は株式市場を『ビューティコンテスト』に例えたように、株式投資は、自分がどう思うかよりも、他の多数派がどう考えるかが重要な、ある意味『生もの』です。

そして、周りの大多数が、『その企業良いよね』と合意する銘柄は、大多数が買い終えた後ですので、上昇相場の8合目〜9合目程度に差し掛かっている可能性が大いにあります。

投資家が期待するような大き目のリターンを上げるならば、できれば4〜5合目付近までにはエントリーしておきたいですが、そういった銘柄については、多数派が懐疑的で、『え、そんな銘柄もっているの?』といわれるなど、初級投資家からしたら不安な状態となるケースが多いです。

これを回避するための発想・解決策の一つが、分散投資なのですが、、

実は、分散投資よりも心理的な不安を取り払うという意味で、効果的とも考えられる投資の手法があります。

評価損を抱えるリスクを抑えながらも、コツコツと投資のリターンを積み上げていく投資法です。

分散投資+コツコツ投資法=ちょっとずつ投資のレベルアップ ⇒ 長期的に使えるスキル獲得

という図式が成り立つと考えています。

 

例えば、今は200万円程度の投資金しかなかったとしても、その資金でしっかりと成果を上げる仕組みを構築できれば、将来、こつこつとお金を貯めるなどして、2000万円を手にしたとしても、安定的な資産運用ができるのではないでしょうか?

投資家としては少しずつでも知識・金融リテラシーを身につけ、人類の文明の利器(証券会社が日々向上させている取引機能や、専門家からの投資情報)の活用をしていけると良いと考えます。

もちろん、投資は自己責任で、とどこに行っても言われると思います。

残念ながら、無料で、投資家としての損の痛みを排除しつつ、確実にリターンを上げる約束をしてくれる人はいません。

(身近にそういった信頼できるスキルのある人がいるのであれば別ですが。当たり前のようにそういった人がウロウロしている世の中では無いという前提のもとに行動をされた方が無難であると思います。もし、甘い言葉で巧みに近づいてくる人やメールがあれば、すぐには鵜呑みにされないことをお勧めします!!)

一方で、個人投資家であっても、金融機関の窓口や電話などでセールスされている方たちよりも、投資経験やスキルで上回ることは可能ですし、現実的です。

金融は誰にも平等といいますか、実践経験は裏切りません。

インデックス投資やETF投資を通じて、米国をはじめとするグローバル株への投資に踏み出した方は、個別銘柄の選別や組み合わせ、手法の高度化など、次の一歩を検討いただくと、投資家人生の未来が、より一層明るくなると考えています。

志村暢彦

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志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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