投資情報

クリスマスムードが高まるなか米国サーフィン発祥の地に行ってきました

 

米国は感謝祭(サンクスギビング)を迎え、国全体が祝日ムード。多くの人々が帰省しています。

街はクリスマスっぽくなり、住宅のライトアップがなされ始めています。ショッピングモールもこんな感じ↓です。(以下、写真は全て筆者撮影)
 

住宅用品一式を扱うホームデポ (NYSE: HD) ではこういったものまで売っています↓

 

歌まで歌ってくれる優れものでめちゃくちゃリアルでした。(そして意外にお買い得な値段)

ホームデポは天井の高い店内に、ぎっしりと住宅関連の品(工具、建材、家電含め)を扱っている全米最大級のホームセンターです。

店内はこんな感じ↓

 
さて、感謝祭当日、株式市場もお休み。

クリスマスといえば『サンタ』ということで、私は大学仲間とサンタクルーズSanta Cruz)に来ました。

サンフランシスコ・ベイエリアから車で1時間程度南下したところにあります。

すでに夜はダウンが必要なくらい冷え込むサンフランシスコですが、こちらでは日中は半袖で良いほどの陽気。

 
ここサンタクルーズは1885年にハワイの王子がサーフィンをもたらしたということで、米国(本土)におけるサーフィン発祥の地とされています。

昼過ぎで海は穏やかでしたが多くのサーファーが楽しんでいました。

 
多くのワイナリーがひしめく地としても名高いサンタクルーズ。私はワインを仕入れて帰路につきました。

 
先週はようやくAPECを終え、サンフランシスコも一段落。大学で行われた岸田首相と韓国の尹大統領の行事も無事終えました。(今年に入って7回目の会談だそうで、日韓関係の改善が見られます)

両国首脳からは、脱炭素社会における水素とアンモニアへの着目、AIや量子技術、イノベーション創出における連携などについて語られました。

AIは引き続き飛躍的な市場拡大が見込まれていて、情報白書でも触れられています。

来年も引き続きテーマとなるでしょうし、量子コンピュータの実用化が進むようになると、これまでは想像もつかないような変化に繋がるでしょう。

株式市場では、来年のテーマや見通しが語られる時期になったということで、投資銀行の著名アナリストなどが見通しを出し始めていますが、概ね、これまでの動向の延長線上の内容で、サプライズ(驚き)は小さなものとなっています。

市場における不透明感はまだ強いので、一口に、主要テーマとお勧めする業種や銘柄をお伝えすることは難しく、マクロ経済動向、ミクロ経済動向、および投資家動向をそれぞれ紐解いてご説明していく必要があると思っています。

 

現在は、2024年11月に米大統領選を控え、民主党・共和党共に候補者が一本化されていないなかで、外交問題、財政問題、地政学リスクなど多くの『懐疑』が残っているので、一筋縄ではいかない市場動向が継続するというスタンスで臨んだ方が良いと見ています。

例えば、上記でご紹介したホームデポ (NYSE: HD) ですが、現四半期(11 – 1月期)は、前年同期比で見ても、前期比で見ても、減収減益想定です。

足元では、住宅ローン金利の高止まりや住宅販売の落ち込み、旅行やレジャーへの支出のシフトなどを背景に、売上高の伸びを維持することが難しく、経営陣からは、大型の出費が低迷しているという厳しめのコメントが聞かれます。

とはいえ、同社の株価は、前月末比で8.6%上昇(米国時間11月23日時点)。中長期的な見方と株価の動きに乖離が見られる傾向は、もう少し続きそうです。

株式指数全体としても、インフレ動や、ヘッジファンドのポジション動向、および地政学リスクなどを受けて方向感の出にくい状況となるという前提で、臨んで頂いた方が良いと見ています。

どのような企業の、どのような局面をピックアップして取引していくと良いのか。ご自身の投資スタイルを認識したうえで実践していくと、市場全体としては方向感が出にくい(全く読めない)展開のなかでもコツコツとリターンを積み重ねていくことが出来るのではないでしょうか。

来週のメルマガでは、投資スタイル別の売買の実践について、もう少し深掘りしていきたいと思います。
 
志村暢彦

 
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志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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