投資情報

日本のグローバル投資家に朗報

 

9月に入りました。まだまだ日本は暑い日が続きますね。日差しが強く危険すら感じます。

日本気象協会によると、8月31日時点の不快指数は、東京・大阪・福岡で86、新潟・仙台は87。

不快指数は85になると93%の人が暑さによる不快を感じるとのことですが、31日は99%の人は不快と感じているのでは?と思う程の気候でした。

そんななか、注目のジャクソンホール会議を終え、株価は回復基調。株式市場は適温相場の様相を呈しています。

CNNによる恐怖・貪欲指数も7月後半の80台から46まで低下した後、8月31日時点では51と、中立水準です。

指数は1か月程度調整し、S&P500種株価指数は終値ベースで約5%下落した後に回復基調ということで、新たなニュースが出れば上にも下にも動きやすい環境となりました。

ジャクソンホール会議における、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演は、あいまいな内容となり、煮え切らないものでした。(ロイターがまとめた講演要旨はこちら

二極化が進むなかで、何か尖ったことを伝えて、一部の筋にはポジティブ、一部な筋にはネガティブな内容となる場合には、ネガティブな側からは叩かれることが目に見えているし、そもそもFRB自体も一枚岩ではありません。

『不確実性が続いている』、『あいまいさを貫く』ということで、答えが無いことが答えであるということが良くわかる講演となったと思います。

 

先週土曜日は、セミナーを開催してきました。

参加されたのはOxford クラブのサービスのうち、株式市場が緩やかに下落してもコツコツとリターンを積み重ねていく投資法(投資助言サービス)を活用し、実践されている投資家の方々です。

(コツコツと行う投資法についてはあらためて内容をご案内すべく準備を進めています。この投資法の概念の一部はこちらこちらなどからもご確認頂けます)

活用の仕方も人それぞれ、個性が出やすい投資法になりますが、前向きに取り組まれているお声を拝聴し、とても充実した時間となりました。

改めて色々なアイデアが溢れ出たので少しずつでも実現してまいりたいと思います。

セミナーの前後で米国株を取り扱う証券会社の方々ともやりとりを重ねましたが、改めて言えるのは『日本の証券会社の米国株関連サービスは確実に進化している』ということです。

日本の株式投資家には朗報で、使わない手は無いと思います。

2020年から個別株のオプション取引サービスをオンラインで提供しているサクソバンク証券でも、最近は機能の改善進捗が著しく、米ドル口座の取扱いのほか、オプション取引に関する機能拡充が進んでいます。

昨日は、六本木一丁目の泉ガーデンタワーにオフィス移転したサクソバンク証券を訪問し、代表取締役社長のゲーデ・ヨハンさんや中核メンバーの方々とミーティングしてきました。

 

六本木一丁目の泉ガーデンタワーにオフィス移転したサクソバンク証券
出所:筆者撮影

 

内容は多岐にわたりましたが、今後も、投資家目線での機能改善を継続されるとのことで期待が膨らみます!
 

投資法や投資スタイルは人それぞれですし、投資経験や目的、投資金額、目標に適したスタイルを確立され、徐々に磨いていくことが投資の王道だと思っています。

ただ、株式指数全体に投資をしつつ、債券やコモディティとの組み合わせの比率を変えて行う投資法は機関投資家にはフィットしやすいですが、個人投資家が行なうには一工夫必要となります。

個人投資家の資産形成と株式投資はとてもフィットするもので長期実践にも適していますが、株式指数のみ(例えばS&P500種株価指数連動等)を利用して行うよりも個別株や銘柄の傾向(業種別、割安・成長、大型・小型など)を踏まえて、それぞれの付加価値(アルファ)を追求していく方が結果として長期のリターンに繋がりやすいと考えます。

なぜなら、多様化し高度化する投資手法を活用しやすいから。

個別企業の見方についてはアプローチのベースとなる考え方が身に着けて、分析の軸を作って頂くことが近道ですが、事業概要(何を売っているのか)に加え、キャッシュポイント(儲けの源泉。会社の利益獲得のポイント)が理解できると強いです。

儲けの源泉(商売の裏側的な側面)については金融の専門家でなくとも企業経営者や戦略策定部門にいる方、個人でも事業を行なったことのある方であればピンとくることも多いと思います。

(私が長年行ってきた企業との数多くのミーティングもそういった知識を養うことに役立ちました)

継続的なアプローチによって個別株に関する傾向への理解が深まると、オプション取引をはじめとする一歩先行く投資術の活用の幅も広がります。

デリバティブと聞くと『危険』と連想されがちな日本社会ですが、デリバティブを使うことで『リスクを軽減』し、『より安全に』資産形成を行うことも可能です。

(正しい理解が進むために我々も活動を続けていきます)

証券会社が機能拡充した際にはそれを活用するための土台・足腰が作られていると有利です。

Oxford クラブでも個別株にフォーカスした投資情報をご提供していますが、私事、今後は米国において、さらにパワーアップしていきたいと考えています。

引き続きよろしくお願いします!

志村暢彦

 

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志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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