ベア相場にも対応する万能投資法?

昨日17日(木)は日経CNBCの「昼エクスプレス」に出演してきました!

CNBCといえば、金融の世界では知らない人はいないほど超大手の米国のニュース専門放送局。
日経は日本を代表する金融メディアで傘下にはイギリスを代表する経済誌、「フィナンシャル・タイムズ」もあります。
ということで、名門の日経CNBCで資産形成の話をできることは感慨深いです。
なお、「昼エクスプレス」を進行されるキャスターの岡村さんはもともと知人のストラテジストにご紹介頂き、親しくさせてもらっていましたし、解説委員長の直居さん、解説委員の岩本さんはじめ、制作の方々とも、色々と前向きな会話をさせて頂いています。
先日は、『IPOのタマゴ〜磨けイノベーション』というコーナーに上場を控える知人の経営者が出演しており、最近は何かと縁があります。
日経CNBC以外にも引き続き、ダイヤモンド社やテレビ東京『モーニングサテライト』に携わる方々とも前向きな取り組みを検討させて頂いています。感謝です。
私自身は、金融リテラシーの先にある『投資リテラシー』こそ、日本社会の発展に必要な素養と考えているので各所で投資リテラシーに資する活動をしていきたいと思っています。
金融力は国力、といった要素は少なからずあります。
天然資源と領土が限りなく小さいシンガポールがあっという間に先進国入りした軌跡をみても参考になる点は多いです。
9月からの渡米後も日本の投資リテラシー拡充の視点で活動を深めていきます。
今回の日経CNBCでのプログラムのタイトルはずばり『ベア相場にも対応する万能投資法(米国株編)』
冒頭では、年後半に向けた投資環境などの展望についてお話してきました。
米国では追加利上げに関する議論が再燃しており、来週末に開催されるジャクソンホール会議での議論や会見において何を追認し(高インフレをどこまで追認する?)、何に立ち向かっていくのかヒントがつかめると良いなと思っています。
原油高も重なり、追加利上げの議論が高まるなかで米10年国債金利が上昇し、円が対ドルで安く推移(円安)しています。
前回、為替介入したレベルに達していますが、来週のジャクソンホール会議で余計な議論を生みたくないという本音もあるのでしょうか。当局は様子見を継続しています。
日本株は円安でも株安となっており、やや乱気流の中にいる感じがしますが、
ここから米国株は株価が下がれば、
景気悪化 ⇒ インフレ鎮静化 ⇒ 利上げ無し・利下げ期待の高まり ⇒ 株価下支えとなり
一本調子に下げ続けるというよりはある程度調整した後には買戻しが入る前提とするファンドが多いのではないでしょうか。
一方で、株価が上がれば、
インフレ懸念再燃 ⇒ 利上げ肯定派の増加 ⇒ 景気後退懸念の高まり ⇒ 株価調整となりやすく
株価指数だけをみると上にも下にも行きにくく硬直感があります。
とはいえ、これは債券などと組み合わせた運用をするため、個別株には踏み込んでこない機関やファンドの話です。
個人投資家は株価指数の方向性だけを見るわけでなく、個別株の値動きに応じて、順次売買していくわけなのでマクロ経済動向のみならず、企業業績や事業環境に着目していると投資の軸を確立・維持していくことが可能となると考えます。
『ベア相場にも対応する万能投資法(米国株編)』ではさらに一歩、投資の手法を高度化し、現金で寝かしている資産を有効活用する発想をベースとしたお話をしてきました。
いざ動こうと思った時にさっと動けるよう、投資環境の整備をされると良い、投資家は多いと思いますのでOxfordクラブにおいても、投資リテラシーを磨いていただくためのコンテンツを引き続きご提供してまいります。
志村暢彦
・追伸1
配当投資の視点でも、ブームに乗って次の大ヒット電気自動車銘柄になるかもしれない投資先はこちらで紹介しています。
2032年までに3,200%の成長が期待されている生成AI市場の恩恵を受け、株価上昇中…。
・追伸2
拙著では、米国の利下げ環境も見据えたうえで、ベア相場でも活用できる投資の概念についてご説明しています。
P.P.S
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