投資情報

フレーフレー長期投資家!

突然ですが、来週火曜日、9月20日ラジオNIKKEIさんにお邪魔して、足元の株式市場に関する動向などについて、お話させて頂きます。(電話での出演です)

朝8時から放送されているラジオNIKKEI第1の『おはようマーケット』という番組で、パーソナリティは叶内文子さん。 

叶内さんは米国株式市場やオプション取引などへの造詣も深く、ラジオ出演素人の私は安心です^^

日本は19日、23日と連休が続きますが、米国株式市場は来週も注目材料ががっつり出てきますし、

本日16日は四半期に一度のクアドルプル・ウィッチング(株価指数先物と株価指数オプション取引、個別株先物取引と個別株オプション取引が同時に期限を迎える日)ということで、市場動向をケアする必要がありますので、

『番組を聴いて良かった!参考になった!』と感じてくれる投資家が少しでも多くなるよう、頑張って備えます。

なお、私が出るのは8時ちょっと過ぎだと思いますが、もし通勤途中などの理由で視聴の都合がつかなくても問題ありません。

radiko(ラジコ)と言って、スマートフォンやアプリ、パソコンでラジオが聴ける無料のサービスがあり、1週間以内であれば無料で後から聴けますので!

『おはようマーケット』の番組ページ中央にある『radikoタイムフリーで聴く』というボタンを押して該当ページに飛ぶのが、最も楽に辿り着く方法だと思います。

昔は、こんなタイムフリーのサービスはなかったですよねー。

私が学生の頃はまだまだラジカセ全盛期で、カセットにラジオ番組を録るのが普通でした。

20代の若手社員にそんな話をしても煙たがられるばかりですが^^;

 

さて、米国株式市場は引き続き一進一退。

今週は日本時間13日夜に発表された消費者物価指数(CPI)において、予想を上回る物価上昇が確認されたことを嫌気して、当日の株式市場は大きく下落しました。

市場参加者の注目点は引き続き米国の金融政策で、日本時間22日3時に発表されるFOMCの利上げ幅が、0.75%となるのか1.00%となるのか、見方は分かれますが、今年、まだ利上げが続くことは確実視されています。

特に、労働環境が逼迫していたり、サービスのインフレも根強く、インフレ退治に当局は注力しています。

6月に問題となったガソリン価格の高騰も、今は落ち着きを見せており(それでも例年の水準よりは高いですが)、安心材料の一つです。

とはいえ、米国では鉄道会社のストを巡る状況も不安視されており、予断を許さない状況が続いています。
(鉄道会社と労組は、米国時間15日いっぱいまでに労働協約で合意する必要があります)

 

このメルマガでも度々触れていますが、市場動向を解説するニュースやサイトを見ると、足元の株価動向や経済状況について、何らかのショックの可能性や成長鈍化を取り上げる短期的な話が多く、暗い気持ちになりがちです。

この、暗い話、人々を不安にさせる話が多くなりがちなのは、マスメディアの特性といいますか、クリックしてもらったり、再生回数を増やしたりと、とくかく人目を集めることが第一優先な人が多いことが影響しています。

(もちろん、私が日頃ご一緒させてもらうことも多いラジオNIKKEIさんやテレビ東京モーニングサテライトは、内容重視で、無骨な方々が運営されています。ソーシャルメディアや無料の情報サイトに関する一般論と捉えてください)

人目を集めることが優先されるメディアでは、短期的で目先の話が中心になりがちです。

なぜなら、『長期で取り組む資産形成の話』を扱っても、キャッチーでないとか、地味とか言われるからです。

たとえ、投資家にとって本質的で重要な内容であったとしても、取り上げてもらえないケースが大半です。

我々Oxfordクラブでは、地味で取り上げられにくい、だけどとても大切な、

『長期の資産形成の取組み』
『金融リテラシー全般に関すること』

にも、しっかりとフォーカスして、優先順位を高めてご案内し、

『個人の幸せの追求』に貢献していきたいと考えています。

良い投資を

志村 暢彦

 

追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。

志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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