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世界一周、金融視察

APJ Media 社や有志の方々の社会貢献事業として、今年初めて開催された『グローバル金融人材育成プログラム』の一環で、学生さんとともに、世界一周視察の真っ最中です。

このプログラムは、世界の第一線で活躍している金融のプロフェッショナル達にご講義いただき、将来の日本を背負って立つ学生さんの金融リテラシー向上を支援するためのものです。

そして、すべての講義を受講した学生さんの中から選抜された人たちとともに、アジア、欧州、米国を視察している最中で、弾丸ツアー的に回りながらロンドンまでたどり着きました。

私は10 年程前に、3 年程仕事でロンドンに在住していましたが、今回、久しぶりに訪れたところもあり、新鮮です。

例えば、Borough マーケットもその一つ。

Borough と書いて、『バラ』と読みます。イギリスや各国の美味しいものに関する屋台が並んでいる地域です。

イギリスといえば、ということで、フィッシュ・アンド・チップスを食べ(魚は選べるのですが、鱈にしました)、ピムスを飲み、

他には、とれたてホタテ、洒落たマッシュルームリゾット(トリュフオイル乗せ)、美味しいビーフをはさんだベーグルなどを食べ、イギリス名物ピムスを飲みました。

美味しかったです。

イギリスは食が貧しいとか、美味しいものが無い、と言われがちですが、Borough(バラ)・マーケットでは、すばらしい食材に出会えることもあります。

ロンドンを訪れる美味しいもの好きな方にはオススメしたいです。

 

なお、ロンドンでは、街中も店内も、もはや誰もマスクをしていません。

中国の四川省成都では再びロックダウンが取り沙汰されていますが、ロンドンはコロナを心配するムードは無くなった感じです。

空港での入国の際には、PCR 検査が無いのはもちろん、ワクチン接種証明さえ、確認していません。

これは、ドイツやシンガポールにおける入国の際も同じで、我々の入国に際して、各国でワクチン接種証明は求められませんでした。

(たまたまなのかもしれませんが。接種証明を手元に用意しておくことは必須です)

ちょうど日本も、来週9月7日から、ワクチン接種や滞在国などの条件を満たしている場合に、入国の際のPCR 検査が不要になるということですので、海外視察がしやすくなりますね。

→詳細はこちら

 

さて、『グローバル金融人材育成プログラム』で選抜された学生さんたち、とても優秀で、切れ味鋭い質問を、世界で活躍する方々に投げかけ、議論しています!

もちろん、我々を受け入れてくださる寛大な方々の協力あってのことで、皆さんにはとても感謝しています。

なお、シンガポールでは、日系金融機関の専門家のお時間を頂戴しましたが、それ以外には三大銀行の一つで勤務し、CNBC などのメディアからのインタビューも頻繁に受けるエコノミストと面談しました。

シンガポールをはじめ先進諸国の現状や将来に関する見方などについて、英語で意見交換し、その後一緒にパブに行きました。

ドイツでは、金融や行政に関する専門家の方々と面談し、その後一緒にパブに行きました。

そしてイギリスでも同様に面談し(在英27 年に及ぶストラテジスト含む)、その後パブに行きました。

(なお、学生さんは全員二十歳以上です。めいめいに、炭酸水などを飲んだりしながら、パブ文化を垣間見て、世界の最前線で活躍する金融の専門家との会話や、異国文化を楽しんでいる感じです)

改めて、海外諸国と日本の差や、日本の良さを発見してくれていると思います。

将来の日本がより良くなるよう、今後もリテラシー向上支援などを通じて取り組んでいきたいです。

これからニューヨークとサンフランシスコ(シリコンバレー)を視察し、日本に戻ります。

志村 暢彦

 

追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。

志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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