投資情報

テレビ出演とオンラインセミナー

米国のみならず日本の株式市場も注目しているジャクソンホール会議。

パウエル議長の講演は本日26日、日本時間午後11時頃からの予定となっています。

9月の金融政策決定会合における利上げ幅に関する示唆は控えるものと見られますし、やや市場の注目が集まりすぎなのではないか、と思います。

短期で動くトレーダーは、会見後の相場の上下についてリターン獲得を狙いたいと準備しているはずですが、長期目線の投資家からすると、違った視点で、ポートフォリオを構築していくと良いと考えます。

その視点について、今週22日月曜には市場情報を解説するテレビ番組『モーニングサテライト』に出演し、また19日金曜にはサクソバンク証券主催のセミナーで講演し、それぞれ生放送のプレッシャーを受けながら^^)、なるべく多くの投資家に伝わりやすいようにと、基本的な考え方をお話してきました!

 

『モーニングサテライト』は、特に金融市場関係者の視聴率がとても高く、高度な内容から簡素な内容まで盛り込まれているので、オススメです。実際、市場関係の知人からの、見たよ、のコメントが結構来ます^^)

金融市場に興味の無い人には馴染みが薄く、また朝早い放送(今回の私の出演は6:25くらいからでした)なので、ご覧になったことが無い方も多いと思いますが、テレビ東京のほか、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち、TVQ九州などで放送されているそうです。

また、インターネットでもほぼリアルタイムのものが無料で視聴でき、有料サービスを利用すると、Webで見逃し配信という過去の放送のものを後日視聴できます。

今回の放送では、『長期目線で注目のバイオテクノロジー関連株』として、がんの早期発見や治療の分野では新しい技術が登場しているなかにおいて、この先、注目のバイオテクノロジー企業について、がん治療の観点から解説してきました。

時間の都合で簡単にしか触れませんでしたが、2020年にノーベル化学賞を受賞した、『クリスパー・キャス9』は大きな可能性を秘めており、注目しています。

当日取り上げた銘柄の一部は、成長株にフォーカスしたOxford キャピタル・レターでも取り上げているので、ご興味のある方はご覧ください。

また、今回は、通常のテレビではあまり取り上げられることの無い、ポートフォリオ構築の大原則についても簡単に触れて来ました。

経済番組には、実際にポートフォリオ構築を行なったり、個別企業の分析を行って投資する運用者は出演することが少ないので、金融リテラシーの観点からも、一人でも多くの方に知ってもらうと良いと思っています。

Oxford クラブ・ジャパンのご提供するサービスを利用されてきた皆さんからすれば、よく耳にするよう内容かもしれませんね。

会員の皆さんはとても熱心なので、一般的な投資家や私の周りの金融関係者の投資リテラシーを超えているケースがとても多いと感じています!

 

先週19日には、サクソバンク証券の主催する『相場回復からの恩恵を狙う。初級者のためのオプションセミナー』で講演してきました。

ここでも、ポートフォリオ構築の基本的な概念や、投資タイミングに関する考え方の一つをご説明しています。

視聴頂くと、ジャクソンホール会議のパウエル講演や、9月の金融政策決定会合に向けた投資行動について、参考にして頂ける内容があるかもしれません。

 

志村 暢彦

 

追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。

志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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