投資情報

ようやく解禁が見えてきた投資商品

日本は多くの地域で異常な暑さが続いていますね。

元気にお過ごしですか?

投資は、ある程度の思考とPCがあれば基本的にできますし、ご自身のペースで進めることができる点にメリットがあります。

が、暑くてもうろうとしている時より、すっきり快調なときに行った方が良いとは思います。

私はいくつかの事情が重なり15年程前に痛風発作が発症しましたので(今はいたって元気です)、

こういった暑い時にはいつも以上にこまめな水分補給を気にしています。

水ばっかりだと飽きるので、水出しコーヒーなども飲んでいます。

水出し用に深めに焙煎してもらった豆を、ゆっくり数時間かけて水出しするのがマイブームです。

時間をかけて抽出するとより美味しいという点は投資と一緒かもしれません。

 

さて、2022年も半分が終わり、折り返しに入りました。

上期は全面的なリスクオフ(リスク回避的行動)によって、大きく下落しました。

株式市場が強い(上昇する)状況を「ブル」(牛)、
弱い(下落する)状況を「ベア」(熊)と表現します。

高値から20%下落する状況を弱気相場と言い、「ベアマーケット」入りすると表現されます。

上期はS&P500種株価指数やナスダック総合指数がベアマーケット入りしましたが、ただ、「ベア」にもいくつか種類があります。

恐ろしいグリズリーベアなのか、飼い慣らされたテディベアなのか。

アナリストの一部には、今回のベアマーケットは傷の浅い「テディベア相場」であるという見方をしているといった表現もみられます。

株式市場ではちらほらと

「インフレがピークアウトしてくれば・・」という文言が増えてきています。

もちろん、米国は利上げフェーズ真っ只中で、7月の金融政策決定会合でも6月同様の利上げが想定されているため、先行きの見方は依然として分かれていますが、

いち早く動く投資家の視点は、成長鈍化の先を見据え始めていると言えます。

 

話を日本に移しまして、先日、

「東京証券取引所は早ければ2023年にも、指数に連動しない上場投資信託(ETF)を解禁する」というニュースが報じられました。(出所:日本経済新聞)

アクティブETFという領域で、米国では普通に売買されている上場商品であっても、日本では購入できない銘柄がとても多い状況が続いています。とても残念です。

一般的な日本株中心の投資家にはほとんど知られていない、魅力的なアクティブETFがあります。

資産所得倍増プランの実現・達成に向けて、日本の投資環境も変わっていくと期待しています。

良い投資を。

 

志村 暢彦

 

追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。

志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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