朝の経済番組への出演!?

あなたは株式市場や経済動向を確認するときに、何をご覧になりますか?
私はテレビ東京系列で朝に配信されている「モーニングサテライト」(略して モーサテ)を見ています。
アセットマネジメント会社でグローバル株のファンドマネージャーやトレーダーをしていた時や、その前に機関投資家で丁稚をしていた時にも見ていたので、かれこれ24年くらいになります。
個人投資家はもちろん、金融業界で働くプロも視聴して、
前日の米国市場がどんな値動きをしたのか、市場のコンセンサスがどこにあるのか、等を確認しています。
(私の旧知の金融関係者もたくさん出演しています。)
そんなモーサテですが、高まる米国株投資への熱に答える形で、この4月から
「アメ株Update」というコーナーを開始しています。
専門家が銘柄情報を交えて紹介するコーナーで、朝の生番組と、その後の動画配信サービス(モーサテプレミアム)で放映されています。
日本では今年7月から米国株の信用取引が解禁されますし、それを受けて米国株サービスを扱う証券会社が増えたり、サービスが拡充されています。
投資家としては嬉しい限りですね。
Oxfordクラブの情報などを活用して、いち早く米国株を中心として資産形成に取り組んできた投資家の方は、今後より一層、
「時代が追いついてきている!」と感じられるかもしれません。
さて、株式市場は引き続きインフレやコスト増に起因して変動幅が大きい展開が続いていますが、
明日6月13日(月)のモーサテでは、「アメ株 Update」のコーナーで、「コスト増に耐性のある銘柄」について取り上げるとのこと。
「原材料価格の高騰をはじめ高インフレが続く中で企業はコスト増に悩まされていますがそうした中でも、機関投資家が好みそうな業界・銘柄を専門家が解説します。」と、トップページなどで告知されています。
ご興味のある方は視聴されると良いかもしれません。(コーナーは6時半過ぎかと)
なお、動画配信サービスの「アメ株Updateプレミアム」については以下のように告知されています。
さて、金曜日の株式市場は、消費者物価指数(CPI)の前年比の数字が上昇したことなどを受けて、下落しました。
物価上昇を賃金が上回る状況が続いていて、マクロ経済を見ることが専門のエコノミストの注目ポイントは、
「年末にかけて物価が緩やかに下落していくとしても、そのペースがどの程度なのか」という点です。
主に半年から1年先の経済動向も先取りする株式投資家からすると、
「いま、何を買ったら良いのか」
「アクセルを踏むとよいのはいつからか」
といった点が気になっていると思います。
変動幅の大きな状況は金融政策決定会合における利上げが行なわれる6月7月の間まで続くと見ているストラテジストが多く、引き続きシートベルトをしめながらの運用が求められています。
その間はコスト増への耐性のある企業群への注目が、機関投資家を中心に集まりやすいです。
個人投資家としては、夏場にかけて、徐々にリスクをとっていく準備・心づもりをしつつ、今投資するとしたら何が良いだろうか、という思案を継続されると、今後の長い投資家人生にとって有意義なのではないかと考えます。
志村 暢彦
追伸
Oxfordクラブでは、配当投資にフォーカスしたインカム・レターと、成長株にフォーカスしたキャピタル・レターをご用意して、それぞれ長期目線での投資アイデアをご案内しています。マクロファンダメンタルズの状況を見据え、『米国の今』について経験豊富なストラテジストが分析した内容も掲載しています。