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投資情報 | イーロン・マスクの宇宙戦略が“現実的”な理由


SFファンタジーではない、SpaceXのIPO


これはまるで、
SF小説から切り取ってきたような
ファンタジーに聞こえるかもしれません。

  • ロケット
  • 宇宙に浮かぶデータセンター
  • 天文学的な資本
  • 火星移住計画

ですが、ここで押さえておくべき現実があります。

それは、これらは空想上の話ではなく、
すでに現実のビジネスとして動き始めているということです。

実際、金融の仕組みは、
水面下ではなく、
私たちの目に見える形で組み上がりつつあります。

その規模は、数字を見れば一目瞭然です。

スペースXは現在、従業員向けの株式売却を準備しており、
その企業価値は8,000億ドル超に達すると見られています。

これは、わずか5か月前と比べて2倍以上の数字です。

さらに市場ではすでに、
スペースXが上場すれば、評価額は1.5兆ドル規模になる
という見方まで出ています。

もし実現すれば、
それは単なる大型IPOではなく、
史上最大級の上場になります。

当然、イーロン・マスク氏が保有する約40%の持ち分も、
天文学的な価値になります。

ただし――
この話のポイントは、
誰がどれだけ資産を増やすかではありません。

本当に重要なのは、
この動きの先で、何が起きるのか。

そして、それがあなたの資産にどう関わってくるのか、です。

 


AIにとって、最も安いエネルギー源


スペースXは、レディット※のように話題性や熱狂だけで評価されている企業ではありません。

※アメリカ発祥の巨大な掲示板型SNS

 

すでに、安定した収益モデルを持つ企業です。

売上は2022年以降、3倍以上に拡大。
手元資金は30億ドル。
これまでに打ち上げた衛星は、8,000基を超えています。

スターリンクの衛星網は、既に地球全体を覆っています。

夜空を見上げれば、衛星が列を作って移動する様子を
実際に見たことがある人もいるでしょう。

一方で、スターシールドは国家安全保障と深く結びついた事業です。

出所:SpaceXHP

 

つまり、マスク氏がやっているのは、ロケット開発ではありません。

次の時代のグローバル・インフラづくり

そして、ここからが本題です。

このインフラの次の段階は、
AIのコスト構造そのものを大きく変える可能性があります。

なぜなら、彼はいま
宇宙空間にAIデータセンターを設置する構想に本気で取り組んでいるからです。

この計画が現実になれば、
3年以内に、世界で最も低コストなAIデータ処理環境が誕生する
と見られています。

想像してみてください。

地球の上空に浮かぶ巨大なデータセンターから、
電力と通信が、地球上のあらゆる場所へ直接届けられる世界を。

国境に縛られず、
規制にも左右されず、
サプライチェーンの制約も受けない。

ですが、これはまだ序章にすぎません。


米国の原子力発電所群が、宇宙へ


マスク氏の構想では、
4〜5年以内に、年間100ギガワット(GW)の電力を軌道へ投入するとされています。

10年かけて、ではありません。
毎年100GWです。

これは、
アメリカ全体の原子力発電量に匹敵する規模です。

つまり、
地上の送電網とは別に、
もう一つの電力網が宇宙に築かれるということです。

電力が、上空から供給される世界。

これは空想ではありません。

新しいエネルギー市場の話です。

そして、ここで全てがつながります。

スペースXは、
打ち上げと宇宙インフラを担う。

テスラは、
年間数千億ドル規模とも言われるAIチップを生産する。

xAIは、
それらのチップを使って巨大なAIモデルを構築し、
さらに需要を拡大していく。

 

  • 電力
  • データ
  • 計算資源

が相互に成長を加速させる仕組みです。

しかし、そのすべては通過点にすぎません。

その目的とは――
最終的な目的は、人類初の火星移住を資金面で成立させることです。

しかもこれは、数十年先の話ではありません。

すでに、実行段階に入っています。


【まとめ】ウォール街が態度を変え始めた理由


今起きているのは、
金融の世界では、かなり珍しい動きです。

ウォール街が、
人類初の「宇宙での経済活動」に、
本気で資金を向け始めています。

では、
次の1兆ドル規模の成長は、どこから生まれるのか。

答えは、「宇宙」です。

そして、その影響は地上のインフラにも及び始めています。

宇宙を拠点としたAIの仕組みが本格的に動き出せば、
いま米国各地で建設が進んでいる巨大なデータセンターは、
将来、必要とされなくなる可能性があるのです。

そして世界では今、
火星に行くかどうかという次元の話をしているのではなく、
その前提で資金が動き始めています

私たちは、
次のメガトレンドの入り口に立っています。

このメガトレンドでは、
資産を大きく成長させる可能性を持つ一方で、
一足遅れれば取り残される流れでもあります。

なぜなら、
これは単なるテック企業の上場ではないから。

地上中心の経済から、
史上初めて「宇宙を前提にした経済」へ移る――
その転換点に、今私たちは立っているのです。

 

マシュー・カー

〜編集部〜

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Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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