OxfordClubマガジントレンド投資投資情報

投資情報 | ”ノーベル賞”経済学者が見抜けない 巨大な投資チャンス


資産半減でも動じない男


マイケル・セイラー氏にとって、この6か月間はまさに“試練”でした。

彼が率いるストラテジー (Nasdaq: MSTR) は会社の資産として、
ビットコイン (BTC) を大量に購入・保有していることで知られています。

セイラー氏はソフトウェア企業だった自社を、
もはや「ビットコインを保有するための企業」へと変えたのです。

ここまで書けば彼の身に何が起こったのかお分かりになるでしょう

ビットコインに会社の大切な資金を丸ごと賭けた男は、
ビットコインの急落でその半分が一瞬で消えるのを見たのです。

そして、ストラテジーの株価は、この半年で半分まで下落。

多くの投資家なら、恐怖でパニックに陥る水準です。

しかし、セイラー氏は動じません。

信念と混乱が渦巻くこの市場では、
またひとつ試されているだけだと考えているのです。

そしてビットコインがつまずいている裏側で、
祝杯を上げているのが、経済学者ポール・クルーグマン氏。

かつて「インターネットはFAXの機械程度の存在になる」
と断言した人物ですが、

今回は「ビットコインの下落は市場とは関係ない」と主張しています。

その根拠は、驚くべきことに
「ドナルド・トランプ大統領の支持率が下がったから」
というのです…

 


ノーベル賞受賞者の大きな“誤り”


クルーグマン氏はノーベル賞という肩書きと、
これまで数々のテクノロジー革命を見誤ってきた経歴を持ちながら
今回もまた独自の主張を展開しています。

「ビットコインの下落は、トランプ支持者が減っているからだ」
──これが彼の最新コラムの内容です。

率直に言って、その論理には無理があります。

しかし、真剣な投資家にとってこれは笑い事ではありません。

ひとつの“シグナル”なのです。

クルーグマン氏が市場を解説し始めたとき、
賢い投資家はその逆を取る。

ビットコインの価格変動は、
トランプ大統領のせいでも、バイデン前大統領のせいでもありません。

ニュースで取り上げられる政治イベントとは、
全く別のリズムで動いています。

ビットコインには4年周期があることはよく知られています。

熱狂 → 調整 → 絶望 → 仕込み期 → 再上昇

 

暗号資産の世界では常識です。

クルーグマン氏が政治に結びつけたがるのは偶然ではありません。

そこには、彼自身の個人的な感情が入り込んでいるからです。


チャンスであって、ピンチではない


一見、滑稽にも思えます。

しかしこれには彼の本音がそのまま出ているのです。

それは、クルーグマン氏はビットコインもトランプ大統領も嫌いだということ。

専門家がファンダメンタルズではなく政治を持ち出し始めたら、
それは先が読めていない証拠です。

ですが、注意深い投資家にとって、この状況は見慣れた光景。

毎回、ビットコインが大きく上昇する前に起きる“前触れ”です。

 

  • ボラティリティが小口投資家を振り落とす
  • 投資家心理が最悪になる
  • メディアが「崩壊」と騒ぐ

その裏側では、
100BTC以上を保有するウォレットが静かに増加しています。

つまり、上昇前に「一部の賢い投資家」たちがビットコインを買い漁っているということです。


【まとめ】歴史は繰り返す


歴史はただ韻を踏んでいるのではない。

まったく同じことを繰り返しているのです。

だからこそ、クルーグマン氏が嘲笑した瞬間、
賢い投資家は「敗北ではなく、チャンス」と考えます。

インターネットを軽視し、アマゾンを笑い、
2001年の金を過小評価した“エリート”たちが、
いま再び、ブロックチェーン経済を誤解しようとしているのです。

その油断が、
損失を被る人から賢い投資家へと資金が移っていく状況を生み出します

セイラー氏にとって評価損は確かに痛いでしょう。

ですが彼は、こうした展開を何度もくぐり抜けてきました。

だから静観すればいいのです。

クルーグマン氏が喜ぼうと、疑っている人たちが嘲ろうと

市場が下がる時こそ、考えて行動できる投資家のチャンスです。

古い考えを持つ人が何かを否定するのは
いつも新しい力が生まれているサインとなってきました。

そして、同氏が皮肉を言う裏側には、
多くの人が見落とすシグナルが隠れています。

暗号資産市場の次のフェーズは政治では決まりません。

クルーグマン氏が口を開いたら、
賢い投資家は耳を澄ませ、“逆”を取るのです。

 

マシュー・カー

〜編集部〜

賢い投資家は、すでにクルーグマン氏とは逆方向へ動き始めています。

でも、そんな中で、どんな投資先を買えばいいのか?

それを見つけられるかどうかが、勝敗を分けます。

もし今、少しでもヒントが必要だと感じているなら、
こちらの動画をご覧ください。(5分程度で見れます。)

動画はこちら

マシューのXアカウントはこちら

以下のQRコードから、スマートフォンで簡単にアカウントをご覧いただけます。

 

P.S.

今回の記事はいかがでしたか?

あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。

Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。

公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。

毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。

『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

20年前にアップル、アマゾン、エヌビディアを見つけ出したアレックスが選ぶ 7つの銘柄
次のマグニフィセント・セブン

→メルマガ登録で無料プレゼント

Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button