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投資情報 | ”これ”を見逃すのは最も愚かな投資判断か?


ザッカーバーグのASI革命


マーク・ザッカーバーグ氏が、再び世界の注目を集めています。

ご存知の通り、彼はフェイスブックを生み出したメタ・プラットフォームズ (Nasdaq: META) の最高経営責任者(CEO)。

そんな彼は今、「人工超知能(ASI)」の開発に本格的に取り組んでいます。

ASIとは、人間の知能を超えたAIのこと。

その未来を真剣に見据えており、その確信がシリコンバレーを揺るがせているのです。

もはや「シンギュラリティ(技術的特異点)」は、SFの空想でも遠い未来の話でもありません。

ザッカーバーグ氏によれば、ASIの時代はもはや憶測ではなく、ほぼ目の前にまで迫っているというのです。

そして彼は、その信念にすべてを賭けています。

これはまさに、地殻変動級のインパクトと言えるでしょう。

そして、この大きな流れを無視することは、

「最も愚かな投資判断」になりかねないのです。


次なる4兆ドル企業たち


AIは、もはや単なる「次の大きなトレンド」ではありません。

それは、ウォール街を未踏の領域へと打ち上げる「宇宙ロケット」のような存在です。

実際いま、私たちの目の前で数兆ドル規模の企業が次々と誕生しているのは、まさにAIの力によるものだと言えるでしょう。

例えばマイクロソフト (Nasdaq: MSFT) 。

Chat GPTを生み出したOpenAIが2022年末に世界を驚かせた当時、

マイクロソフトの株価は234ドルでした。

現在は520ドル超にまで上昇しています。

Metaの株価も、OpenAI登場時にはわずか94ドルでしたが、現在は750ドに到達しています。

そしてエヌビディア (Nasdaq: NVDA) に至っては、株価が1,100%以上の上昇を記録するという驚異的な伸びを見せています。

この市場の大きな変動を見逃してしまった投資家は少なくないでしょう。

しかも、これは10年かけて起きた話ではありません。

わずか3年足らずの出来事です。

これら3社は、S&P500種株価指数のリターンを圧倒的に上回りました

さらに、エヌビディアとマイクロソフトは時価総額4兆ドルクラブのメンバーに名を連ねています。

かつては「不可能」とされた快挙です。

もしタイムマシンがあれば、経験豊富な投資家の多くが、全財産をこの3銘柄に投じていたことでしょう。

ですが、本当に重要なのはこれからです。

この「富の波」は、まだピークを迎えていません…

むしろ、今まさにさらに高く盛り上がろうとしているのです。


シリコンバレーのAI覇権争い


米国内におけるAI関連投資は、わずか3年で10倍以上に膨れ上がりました。

2022年に330億ドルだった市場は、2025年には3,870億ドルに達すると見込まれています。

そして現在、世界で最も裕福な企業たちの間で、「AI覇権」をめぐる軍拡競争が激化しています。

 

    • マイクロソフト:800億ドルを投資中
    • グーグルの親会社アルファベット (Nasdaq: GOOG):850億ドルを投入
    • メタ:今年だけで720億ドルを支出予定

 

そしてこの「AI資本の炎」は、今後ますます勢いを増して燃え広がっていくでしょう。

また、ザッカーバーグ氏の野望は、もはやデジタル領域だけにとどまりません。

メタは「AIタイタンクラスター」と呼ばれる巨大インフラを、米国内の各地に建設しています。

たとえば、オハイオ州に建設中の「プロメテウス」クラスターは、1ギガワット超の出力を実現。

さらに「ハイペリオン」と名付けられた別の施設では、5ギガワット規模を目指しており、その敷地面積はマンハッタン並み※になると言われています。
※東京ドーム約1,250個分

米国の地方都市が、こうした「巨大なマネーマシン」の陰に入る時代が、 今まさに到来しようとしているのです。

一方、エヌビディアは、まるで米国造幣局のような勢いで資金を生み出しています。

同社のデータセンター収益は、2022年の150億ドルから、今年は1,760億ドルへと急成長。

OpenAIですら、年間100億ドル超の安定収益を築きつつあります。


【まとめ】AIスーパーサイクルの到来


あなたはこれらを見て、

「もうAIブームは終わった」
と思いますか?

いいえ、始まったばかりです。

それは、都合の悪い現実かもしれません。

でも、心が高鳴る事実でもあります。

AI革命は、まだ夜明けを迎えたばかり。

AI分野への資金流入は、減速するどころか、ますます加速しています。

 

      • 新たなデータセンターが建つたびに、
      • シリコンバレーでささやきが聞こえるたびに、
      • テック界の巨人たちが新たな発表をするたびに、

この波は、さらに大きくなっていくのです。

だから、もしあなたがエヌビディアを買い逃していたとしても…

メタを見送っていたとしても…

マイクロソフトを見過ごしていたとしても…

心配はいりません。

本当のチャンスは、まだこれからです。

AIのスーパーサイクルは今、次なる投資家たちに扉を開いているのです。

そして、唯一問われるべきことは・・・

あなたが、その扉をくぐるかどうかです。

マシュー・カー

〜編集部〜

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Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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