80年前のSF世界が 実現される現代社会
30年前、ロボット革命が始まりました。
私はたくさんのSFを読んで育ったのですが、
アシモフが描いたのは、人間と機械が肩を並べて働く未来。
そこでは、「陽電子頭脳」と呼ばれる機械によって動かされ、
アシモフがこのような物語を書き始めたのは80年近く前のことで
ただ、
これは、数年前からすでに起き始めていることです。
ロボットは私たちの家庭にいますし、工場にもいます。
病院や戦場で人間の兵士と一緒に戦ってもいるのです。
実際、ロボットや人工知能(AI)
多くの投資家が見過ごしがちなこの産業は、
現実世界におけるAI
1990年、日本のコマツは自律型運搬システム(AHS)
これはドライバーレスの採掘トラックに利用されるものです。
そして30年以上前、同社はこれを「採掘の未来」
2008年、AHSはチリのCODELCO社ガブリエラ・
そして同年、コマツの“夢”がリオ・ティント (NYSE: RIO) で実現しました。
それ以来、この鉱山会社はオーストラリア全土の鉱山で、
覚えておいてほしいことは、
何十万ポンドもある巨大な機械だということ。
しかも毎日ノンストップで動いているのです。
西オーストラリア州ピルバラにあるリオ・
その代わりに、
そのために同社は130台以上の自律走行トラックを運行していま
そして2016年、
2018年以降、
しかし、リオ・
同社は世界最大級の自律型ドリルフリートも採用しており、
そして2019年、
これには1,
現在、リオ・ティントの採掘用トラックの85%、
また、
これが現代の採掘なのです。
迫り来る人手不足をロボットが緩和する
自律走行車は、オーストラリア西部の鉄鉱石鉱山だけでなく、
実際、コマツのライバルであるキャタピラー (NYSE: CAT) は、世界中で600台以上の自律走行車を稼働させています。
そして、約60億トンの資材を運搬しているのです。
ほとんどの人が気づいていないのは、
私たちの現代世界は、銅、リチウム、
実際、2030年までには、世界の銅鉱山は世界の需要の80%
つまり、
年中無休、24時間365日、
これは人間だけで実現するのは、なかなか難しいことでしょう。
人間の労働力は鉱山の操業コストの43%を占めています。
ロボットや自律走行車に移行することで、
そして、AI、ロボット、
作業員が同じことを何度も何度も繰り返す必要がある仕事なら、
トラックは同じルートを何度も走りますし、
これが、鉱業や石油・
事実、彼らはすでに動き始めています。
そして間もなく、
危険で単調な仕事が自動化され、
これこそ、アシモフが書き、思い描いた世界なのです。
マシュー・カー
〜編集部〜
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