投資情報

エヌビディア株を 「安く買えるチャンス」が訪れる

数日後、投資家が注目すべき「珍しいトレンド」がやってきます。

過去、このトレンドが発生したのは、クーパー・カンパニーズ (Nasdaq: COO) でした。

次にウォルマート (NYSE: WMT) 。

次に、チポトレ・メキシカン・グリル (NYSE: CMG) が流行に乗りました。

そして、市場最大銘柄の一つであるエヌビディア (Nasdaq: NVDA) もこのトレンドに乗る可能性が出てきたのです。

今年の5月、同社は株式分割を実施することを発表しました。

これはS&P500種株価指数構成銘柄の中で最も新しい2024年の株式分割の発表です。

株式分割は6月7日の引け後に行なわれます。今からわずか数日後です。

これは祝福されるべき瞬間と言えるでしょう。

特に、2年前にこのエヌビディアのトレンドに乗れなかった人たちにとっては…

ただ、投資家はこの瞬間に訪れるチャンスに乗る前に知っておくべきことがあります。

一般的投資家には高すぎる価格

株式分割は特にS&P500種株価指数に入っている銘柄では、あまり行われるものではありません。

実際、2011年以来株式分割を実施した企業は79%減少しています。

2011年以降のS&P500の銘柄で株式分割を実施した企業の数

この傾向がいかに珍しいものであるかを示すために、次のことを考えてみましょう。

1980年代には年間平均44件の株式分割が行われていました。

1998年から2000年にかけてのドットコム・ブームでは、年平均91社に急増したのです。

1997年にはS&P500の102社が分割を行いました。

しかし、2019年にはわずか4社にまで減少しています。

株式分割が減少してきた理由については、いくつかの議論があるのです。

一つは、市場が個人投資家ではなく機関投資家によってコントロールされてきたこと。

私は以前から市場の変動が激しくなるにつれ、株価の上昇は安定をもたらす傾向があると主張してきました。

もう一つは、企業が高い株価を維持するのは「将来に対する自信がないから」という主張です。

基本的に、株式分割を実施した企業の株価は安くなる傾向があります。

いずれにせよ理由が何であれ、結果ははっきりしています。

S&P500種株価指数の構成銘柄のうち、株価が100ドルを超える企業は現在288社あります。

そのうち53社が400ドル以上の高値をつけているのです。

これは指数全体の10%以上に相当する数。

また、S&P500の構成銘柄の中には、株価が4桁の企業が10社あります。

これらはすべて、非常に割高な銘柄ということ。

S&P500構成銘柄の平均株価は現在212.67ドル。

2003年の36.53ドルから482.2%も上昇しているのです。

そして、注目すべきことは、株式分割がしばしばアウトパフォームをもたらすことです。

ディスカウント時に買う

株価が急上昇するのは、企業の事業が好調であることが大きな要因となります。

そんな中、企業の大小を問わず、投資家はその恩恵にあずかろうとします。

しかし、株価がある地点を超えると、小口投資家にとっては高すぎると見なされます。

そして、株価の上昇は最終的に一部の投資家の参加からもたらされることが多いのです。

これが、株式分割が重要な理由と言えるでしょう。

では、なぜ株式分割した企業は市場をアウトパフォームする傾向があるのでしょうか?

これは、デービッド・アイケンベリー氏が実施した研究で明らかになっています。

この研究では1対2、1対3、1対4の株式分割を行った1,000社が調査され、分割後の株式は、分割後の1年間で市場を8%アウトパフォームしていることが分かったのです。

また、長期的にはさらに良好で、その後3年間で12%のアウトパフォームを記録しています。

そして、バンク・オブ・アメリカは独自の調査で、

「株式分割後の1年後の平均リターンは25%であるのに対し、市場全体のリターンは約12%である。どのような市場環境においても分割は強気であり、自社株買いを行うには株価が高すぎると思われる場合、経営陣は株式分割を検討する」

と言っています。

株式分割は多くの投資家が投資したいと望んでいる割高な株価が、値ごろの価格になるきっかけとなります。

これが投資家の関心が再び高まることになるのです。

何十年もの間、株式分割は絶滅寸前まで減少してきました。

株式分割が1980年代や1990年代の水準に戻ることはないかもしれません。

ということは、株式分割が行われた場合、私たちはその恩恵にあずかることをためらってはいけないということです。

このような稀な出来事は、喜ぶべきことであり、尻込みすることではないのです。

マシュー・カー

〜編集部〜

マシューも執筆の一部を担当するOxford インカム・レター。

 

インカム・レターの最新号では、

✔️不動産投資信託(REIT)は金利上昇で低迷中?
市場が注目していない今、REITで7%の年配当利回りを手に入れよう!

✔️「ダウの犬」は今、S&P500の5倍以上の年配当利回りを誇っています
5G分野で業界トップクラス誇る銘柄のアップデート情報

✔️今月はどの銘柄に投資しよう?迷ったらこれ
特に今、チェックしておきたい仕込みどきの銘柄TOP3

などを紹介しています。

→Oxford インカム・レターの詳細を見る

 

P.S.

今回の記事はいかがでしたか?

あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。

Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。

公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。

毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。

『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

ちなみに…メールマガジン登録者様に『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』の講演ビデオもプレゼントしています。

あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか?

→『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button