【4月7日開催】 F1レースに隠れた投資チャンスとは?
「より速く、より速く、
– ハンター・S・トンプソン
あと数日でF1のレース日本グランプリが開幕します。
今シーズンもまた、大きな盛り上がりが予想されるでしょう。
優勝のチャンスがますます遠ざかる、メルセデス。
一方、レッドブルのマックス・
今週の日曜日、
あるいは、あまり興味を持っていない人もいるかもしれません。
ただ、そんな人でもF1に興味を持って欲しいと思っています。
なぜなら、そこには隠れた“投資チャンス”があるからです…
10億ドルの影響力
米国では、NASCAR *は長い間、F1レースのファンに選ばれてきた団体です。
しかし近年、劇的な変化が起きています。
その変化は「1つの会社」と「1つの番組」によるものです。
1962年、ABCがアメリカ初のF1レースを放映を開始。
残念ながら、
ファンがスポーツに夢中になるためには、
さて、2019年3月8日、ネットフリックス(NFLX)
この番組は愛すべきカリスマ、ダニエル・
彼はF1に必要なヒーローでした。
そして“悪役”は彼の生意気なチームメイト、フェルスタッペン。
番組では彼らの関係性を伝えることで、
そして、
これが本当の転機になったと言えるでしょう。
それから2週間も経たないうちに、
人々は自宅待機と迫られる状況になりました。
これをきっかけに、「タイガー・キング」や「ドライヴ・トゥ・
その後、F1レースの全米視聴率はどうなったでしょうか?
2017年から2018年の間、「ドライヴ・トゥ・サバイブ」
しかし、
パンデミックによるレースシーズンが短縮されたこともあり、
しかし、その後、2021年には平均視聴率が53.6%急上昇。
2022年にはさらに50%上昇。
そして、ネットフリックスで『ドライヴ・トゥ・サバイブ』
ちなみに、
NBAの試合の平均視聴者数は160万人。
そして、
F1の人気はほんの数年で爆発的に上昇しました。
ここからが本題です…
「生き残り」から「繁栄」へのシフト
ポートフォリオにF1関連の銘柄を加えたいと考えている投資家に
その一つに、フォーミュラ・ワン・グループ (Nasdaq: FWONK)があります。
同社はF1レースの運営権と放映権を持つ企業。
2023年度のフォーミュラ・ワンの収益は25.2%増え、
レースの観客動員数は5%増の600万人。
そして、
フォーミュラ・ワン・グループだけではありません。
F1ビジネスチャンスは、自動車メーカーにもあります。
その一つが、メルセデス・ベンツ・グループ(OTC: MBGAF)
同社は8年連続でコンストラクター・チャンピオンシップを獲得。
自社チーム以外にも、アストンマーティン、マクラーレン、
株価は年初来で15.4%上昇しています。
そして、フェラーリN.V.(NYSE: RACE)もその内の一つでしょう。
16回のコンストラクター・チャンピオンシップの記録を持ち、
株価は年初来で28.8%上昇。
高級車の需要が急増し、2023年の売上高は59億7,
2024年の決算発表ではウォール街の予想を上回りました。
フェラーリの株価は2019年のデビュー以来、
そして、本田技研工業(HMC) も注目したい企業でしょう。
同社はレッドブル・
株価は年初来で20.5%以上上昇。
直近の四半期売上高は、堅調な米国と欧州の需要で21%
最後に、コムキャスト (Nasdaq: CMSCA) 、ネットフリックス (Nasdaq:
コムキャストはF1を放送するスカイスポーツを所有しています。
ネットフリックは先ほどご紹介した「ドライヴ・トゥ・サバイブ」
ディズニーはHuluとESPNを所有し、
そして、ネットフリックスの株価は2024年に24.8%
F1は米国で地歩を固めつつあり、
これは、ファンを自動車の購入に向かわせ、
ここでご紹介した企業は、今シーズンのポートフォリオのギアを「
マシュー・カー
P.S.
マシューも執筆の一部を担当するOxford インカム・レター。
インカム・レターの最新号では、
✔︎17年連続で増配を続ける配当利回り6.6%の「5G」株
✔︎「民主党」「共和党」どちらの政党がポートフォリオに最適か?
米国大統領選挙の「勝者」が市場に与える影響とは?
✔︎「FRB利下げはまだ先?」
インカム・レターの執筆者マークが考える金利の見通し
などをお伝えしています。
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