トレンド投資

NFL選手が成功させた資産を増やす3つの秘訣

プロのアスリートからは多くのことを学べます。
そして、それはスポーツを上達するための秘訣や、心構え、健康管理の方法だけではありません。

今日は、米国で1番の人気を誇るプロ・アメリカンフットボールのリーグ、NFLの選手だった、
ダリウス・ヘイワード=ベイから学べることをお話しします。

彼から学べるのは、
「金融リテラシーを持つこと」
「将来の計画を立てること」
「小さな犠牲を惜しまないこと」
がどれだけ将来の資産に大きな影響を与えるかどうかです。

ダリウスは、大型ルーキーとしてレイダーズからドラフト指名されました。
契約金は高額で、なんと1シーズンで3,030万ドル(およそ30億円)です。

そしてその後、別のNFLチーム・ピッツバーグ・スティーラーズと3年間380万ドルの契約をしました。

しかし、今日私が伝えたいのは、その“金額”の大きさではありません。

実は、彼はもう選手を引退しているのにも関わらず、
その契約金のほとんどをまだ持ち続けているのです。

なぜ、そのようなことができたのでしょうか?
その理由は彼の母親にありました。

母親は20年以上にわたり公認会計士として活躍をしており、
ダリウスは「何にお金を使うべきか、何に使うべきではないか?」について学んで育ちました。

大型ルーキーとして契約を交わした時も、母と2人で毎月のお小遣いを設定したそうです。

それ以外のお金は投資されることになりました。

母親はダリウスの会計士、そしてファイナンシャルプランナーとして、毎週火曜日に収入と支出を記した明細書を彼に送っています。

毎月の積立金は、投資によって年々増えていきます。

さらに彼は、「小さな犠牲を払う」だけで資産をさらに増やしていくことができると学びます。

例えば、出費を抑えることです。
彼は毎月の割り当てられたお小遣いを使い切ることはありません。
なぜなら、流行を追うことへの興味や目立ちたいという気が全くないからです

また、カリフォルニアの自宅に家族が住まない時は、
ケーブルテレビの契約でさえ半年間解約していたのです。

彼こそまさに、私と同じ考えを持つ人です。

そして、彼のその考え方は、
大富豪であろうがなかろうが、誰にとっても教訓となるのです。

 

1. 苦しんでいる人の方が多い


実に驚くべきことですが、米国の家計純資産総額は142兆ドルという記録的な数字になっています。

2019年から20%以上伸びていて、
この数値はあらゆる国が羨ましがるほどの豊かさを示しています。

おそらく米国に匹敵する国はないでしょう。

加えて、米国の主要株価指数は史上最高値を更新し続け、
新たな億万長者が記録的なペースで誕生しています。

しかし同時に、米国連邦準備制度理事会(FRB)は、
米国人のなんと75%が「生活困窮者」にあたるとしています。

彼らには、貯金もセーフティネットもありません。

月々の生活に追われ、翌年のために積み立てる資金の工面もできないのです。

事実、1,000ドルの予期せぬ出費があれば、大多数の米国人は大混乱に陥るでしょうし、
実に61%の人がそれを埋め合わせるだけの現金を持っていません。

米国では、ほとんどの人が5,000ドル以下の貯金しかなく、3分の1の人が1,000ドル以下の貯金しかないと言われています。

これは、将来に渡って連鎖的に悪影響を及ぼしていく可能性があります。

この「生活困窮者」にあたる人々は、老後のための貯金や計画をすることができません。
投資をするだけの資金もないでしょう。

さらに認めがたいことですが、
この「生活困窮者」は、年収が低い、あるいは教育水準が低いからなってしまうというものではありません。

私たちは誰でも「生活困窮者」になってしまう可能性があるのです。

例えば、高所得、ましてや非常に高所得なのにも関わらず、
常にお金に困っている人すらいます。

そう、彼らのこの悩みは、所得格差とは関係ないのです。

収入が十分あるにも関わらず生活が困窮している人たちは、
給料の10倍にもなるほどの贅沢な暮らしをしています。

収入の範囲内でも、充分幸せで快適に暮らせるはずなのですが、
できない、もしくはしようとしないのです。

多くの場合、それが原因となって、金銭上の問題を抱えて自己破産してしまいます。

 

2.「成功者」の増加


NFL選手の10人中8人が、引退後2年ほどで破産申請を行い、または一文無しになっています。
そして、NBA(米国プロ・バスケットボールリーグ)の選手の60%も引退後に同じような転落を経験しています。

その理由は、多くの場合、他の国々が抱える問題と比べても、特に変わったものではありません。

それは「良い時代は終わらない」とか「お金や信用は無限にある」という度を超えた考え方です。

借金は、未来の自分たちにとって、問題でしかありません。

さて、このような人々を批判するのではなく、私が本当に話したいことに話題を戻します。

それは、米国が75%の「生活困窮者」で構成されているとすれば、
残りの25%は「成功者」つまりお金持ちになった人であるということです。

この「25%」という数字、あなたはとても大きいと思われませんでしたか?

しかし、この中でも実際に「成功者」と言えるのは、1%ほど。

そう、実は25%の大半は「成功者」ではないのです。

では、「成功者」とは、どういう人たちなのでしょうか?

それは所得水準にかかわらず、常にお金を貯めている人たちです。

彼らは支出を上手に管理し、毎年着実に財産を増やしています。
つまり、身の丈に合った、質素な生活をしているのです。

私と妻は、裕福になる前からこの考え方を強く持ち続けていましたし、今でもそうです。

米国には現在、2,195万人の億万長者がいます。
そして、昨年の米国の億万長者の増加数は、他のどの国よりも多いものとなりました。

さらに印象的なのは、2020年後半の株式市場の高騰と暗号資産の勢いにより、
歴史上初めて米国人の1%以上が億万長者になったということです。

しかし、残念なことに彼らの多くは豊かになったと感じていないようです。

それは100万ドルが昔の価値と違うからでしょうか?

それとも、いくら稼いでも足りないからでしょうか?

恐らく、そういうことではないでしょう。

もし、あなたが「成功者」でないなら、

「金融リテラシーを持てているか?」
「将来の計画を立てられているか?」
「小さな犠牲を惜しんではいないか?」

これをしっかりと考える必要があります。

投資の成功は、貯蓄の成功から始まるのです。

ハイリターンを願って。

マシュ

Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford Club チーフ・トレンド・ストラテジスト。金融業界20年の経験を持つトレンド投資の専門家。マシューの専門知識は石油・ガスや小売といった伝統的な産業から、5G、新興技術、サイバーセキュリティ、大麻といった最先端の市場まで多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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