トレンド投資

億万長者になるためには、 毎日いくら貯金すればいいのか?

普遍的な尺度から言えば、時間は無限にあります。しかし、個人のレベル、つまり人間のレベルでは、時間は極めて有限です。

運がよければ90年くらいは生きられるでしょうし、さらに幸運であれば、最後の10年は苦しまず、穏やかな老後を過ごせるでしょう。

だからこそ、私は時間を無駄にしたくないですし、自分の人生を無駄にはしたくはありません。

私は一緒に過ごしたい人たちと、好きなことをするために時間を使いたいと思っています。

投資において、時間はどんな戦略よりも、どんな好不況の循環よりも、そして、あなたが想像するどんなものよりも強力です。

時間が経てば、山も塵になって消えていきます。しかし市場では、小さなスタートを時間が富の山に変えてくれるのです。

このことをよく理解して子供や孫に伝えてください。

仮に20歳で投資を始めたとして、65歳までに億万長者になるためには、1日にいくら貯めれば良いのでしょうか?

 

1. 億万長者になるための1日の貯金額(20歳の場合)


それはたったの2ドルです。

嘘みたいな話ですよね。

1日2ドル貯めると、1年でわずか730ドル。あとは、これを投資して年率12%の利益を得る必要があります。

しかし、私がここでお伝えしたいのは、投資を始めるのに必要な資金が、どれほど少額かということです。

2ドル。

これは、マクドナルドの1ドルメニューから毎日2つの商品を購入するのと同額です。あるいは1日のパワーボール宝くじ1枚分に相当します。宝くじを買うよりも投資に費やす方が億万長者になる確率ははるかに高くなると思いませんか。

よく、「ああ、お金が増えたら貯金を始めようかな…」と言った声や「そろそろ始めようと思っているんだけど…」という不満を耳にします。

ですが、そうやって後回しにすればするほど、事態は悪くなる一方なのです。

15歳から24歳までの米国人の年収の中央値は4万6,886ドルです。
(出所:https://www.marketingcharts.com/demographics-and-audiences/household-income-118492)

20歳の人が65歳までに億万長者になるためには、1日2ドル、つまり、貯蓄に回すべき金額は、初期の年収の2%未満ということになります。そして、年収に占める割合は給料が上がるにつれて減っていきます。

それでは、別のケースと比べてみましょう。

 

2.億万長者になるための1日の貯金額(55歳の場合)


55歳で貯蓄を始めた場合、65歳までに億万長者になるためには、1日あたり156.12ドルを貯蓄・投資しなければなりません。

年間では5万6,984ドル必要です。

55歳から64歳までの米国人の世帯収入の中央値は、年間7万4,270ドルなので、仮に55歳で貯蓄を始めた人は、年収の77%を毎年貯めて投資しなければならない計算になります。

数年後にお金が増えてから投資を始めようと言う人がいますが、それは彼ら自身にとって得策ではありません。待てば待つほど時間を無駄にし、結局はお金がかかるようになるのです。

65歳までに億万長者になるために、さまざまな年齢(5歳刻み)でどれだけの貯蓄と投資をしなければならないかが下のグラフから見て取れます。

65歳までに億万長者になるためには、20歳から始めるよりも25歳から始めたほうが、1日に貯める金額が78.5%も増えることをご覧いただけるでしょうか。20歳から始めるのと55歳から始めるのとでは、毎日の貯金額が7,706%も違うのです。

 

3.時間の浪費は高くつく


12月、多くの米国人はクレジットカードの明細書を開いてパニックに陥ったことでしょう。

というのも、多くの米国人は買い物の際に予算を決めていないため、ホリデーシーズンにはお金を使い過ぎてしまう傾向があるからです。彼らに予算をどれだけオーバーしたのかと聞いても、きっと答えられないでしょう。

人々はその場の雰囲気やホリデーシーズンの気分に流され、気づかないうちに自ら窮地に陥っているのです。そうなってしまうと簡単には抜け出せません。

お金を使い過ぎるのは簡単です。ですが、億万長者になるのはもっと簡単だということも忘れないでください。特に、正しい考え方でスタートし、時間の重要性を理解していれば、なおさらです。

時間の浪費は高くつきます。そしてそれは、放っておけばおくほど高くなるものなのです。

ハイリターンを願って。

マシュー

Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford Club チーフ・トレンド・ストラテジスト。金融業界20年の経験を持つトレンド投資の専門家。マシューの専門知識は石油・ガスや小売といった伝統的な産業から、5G、新興技術、サイバーセキュリティ、大麻といった最先端の市場まで多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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