米国配当株投資 | 本当の富を築くための 「退屈な」道

成功のストーリー
数年前、Oxford クラブメンバーとともに
アイルランドを2週間訪れました。
アイルランドの自然の美しさは評判通りで、
都市は活気に満ち、人々は温かく迎えてくれました。
しかし、この旅で最も印象に残ったのは、
Oxford クラブのメンバーと交流し、
それぞれの成功のストーリーを聞けたことでした。
例えば、こんな方々がいました。
✅ 90代の女性:
1950年代、The New York Times*でトップの営業成績を誇っていたものの、
女性であることを理由に昇進できなかったため、
✅ 元クライスラー*のトップエンジニア:
リー・アイアコッカ氏(同社元CEO)
滞在したホテルに世界初期の自動車が展示されていた際には、
目を輝かせながら語ってくれました。
*アメリカの自動車メーカー
✅ ピザチェーンの創業者
ピザ店を立ち上げ、後にチェーン展開。
その店舗は数年後に「ゴッドファーザーズ・ピザ」となり、
現在も複数のレストランを経営。
彼らに共通していたのは、すべて自力で財を築いたこと。
そして、仕事に全力を注ぎ、賢く投資を行なうことで、
現在の豊かなライフスタイルを手に入れていたことです。
「次のテスラ」を狙うより、堅実な投資を
多くのメンバーが、私の「10-11-12システム」
これは、「毎年増配する企業(Perpetual Dividend Raisers)に投資する」
というシンプルな戦略です。
彼らは、「次のテスラやアマゾンを探す」のではなく、
確実に資産を増やす方法を選んでいました。
もちろん、
しかし、多くの場合、そのような「次の大物」を狙う投資は
失敗に終わる可能性が高いのです。
これは、あなたの投資スキルの問題ではありません。
単純に、市場には過度に持ち上げられた銘柄が多く、
実際に成功するのはごく一部だからです。
ポートフォリオの考え方
私も、リスクの高い銘柄に少しだけ投資することはあります。
しかし、それらが失敗しても
ダメージを最小限に抑えるために投資額を小さくし、
「25%トレーリング・ストップ(損失が25%
それ以外の大部分の資産は、「毎年増配する企業」に投資します。
▼私の基準は、以下のとおりです。
- 配当利回りが 3.5%以上
- 確実に増配している
- 十分なキャッシュフローを生み出し、安定的に配当を支払える
さらに、私は退職までにまだ時間があるため、
配当を再投資し、複利の力を最大限に活用しています。
これは、
【まとめ】配当再投資の効果
配当再投資とは、企業からの配当金を現金で受け取るのではなく、
自動的に株を買い増す仕組みです。
例えば、シェブロン (NYSE: CVX) という企業の場合…
- 1株当たり 四半期ごとに1.63ドルの配当(配当利回り約4.5%)
- 20株を149.3ドルで購入すると、1回の配当で32.
6ドル を受け取る - その配当金で0.21株を追加購入(※価格は変動するため、
実際の株数は異なる可能性あり) - 次の四半期には、追加分の株にも配当が発生し、
受け取る金額が32.94ドルに増加
*2月4日時点の数値
これを繰り返すと、配当が配当を生み、
さらに同社は36年連続で増配している企業であり、
そのため、
アイルランド旅行の参加者も、
配当株を保有することで資産を築き、
「世界最高のリゾート」に選ばれたアデア・マナーでの滞在を
楽しんでいました。
配当は「退屈な投資」と思われるかもしれませんが、
得られるリターンは決して退屈ではありません。
あなたもぜひ、配当投資を始めてみてください。
良い投資を
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