米国配当株投資

なぜ、これらの企業は株価下落がチャンスなのか?

2022年の株式市場は年初から大幅に下落。

米国の代表的な株価指数である
S&P500種株価指数は
年初から年末にかけ約18 %下落しました。

S&P500種株価指数の推移

チャート

中には保有している銘柄の株価が下落し、
大きな損を出してしまった人もいるかもしれません。

資産がどんどん減っていくのを見て、

「もうやめてしまいたい…」と思った人も
いたのではないでしょうか。

ただ、私はこの状況にそれほど悲観的に
なる必要がないと考えています。

なぜなら、この下落相場は
配当投資家にとってはチャンスになるからです。

どのようなチャンスかというと、
配当金を出す企業の銘柄を
安い値段で買えるということです。

安い値段で買えるということは、
同じ資金に対して
より多くの株を購入することができます。

配当金は1株あたりで支払われますから、
保有する株数が増えれば、
受け取る配当金の額も増えることになるのです。

 

簡単な例を見てみましょう。

例えば、ある銘柄を1万円分購入しようとするとき、
1株=100円の時は、100株買えます。

仮に1株あたり配当金が5円もらえるとしたら、
配当金は5円×100株=500円となります。

もし、この企業の株価が1株=50円に下落した場合、
1万円で200株買うことができますよね。

1株あたり5円の配当金なので、
もらえる配当金は5円×200株=1,000円になるのです。

つまり、株価が下がったことで、
同じ資金で購入する株数を増やすことができ、
受け取ることができる配当金が2倍に増えたことになります。

グラフ

このように、下落相場は
配当株を買い増す絶好のチャンスといえるのです。

そして、中には株価が下がっているけれど、
企業の業績は健全で、
今後高い配当金が期待できる銘柄もあるのです。

例えば、バンク・オブ・モントリオール (NYSE: BMO)という企業。
これはカナダにある五大銀行の一つです。

この企業は約1年前、株価は108ドル程度でしたが、
現在、株価は90ドル*程度になっています。

*2022年12月時点

しかし株価は下落しているものの
収益はしっかり出しており、
1株あたりの利益は過去5年間で20%増加しています。

また、来年は5%増加することも予測されているのです。

そして、配当利回りは4.5%程度*と
高い配当金も出してくれます。

*2022年12月時点

 

他にも、グローバル・シップ・リース (NYSE: GSL)
という企業があります。

これは船舶をリース、
つまり貸し出す事業をしている企業です。

この企業の株価も1年前は22ドル程度で
取引されていましたが、
現在は17ドル*程度まで株価が下落しています。

*2022年12月時点

しかし、業績は好調で
来年の収益は10%増加すると予測されているのです。

また、配当利回りも約8.8%*と
高い配当金を出しています。

*2022年12月時点

そして、HP Inc. (NYSE: HPQ) という企業。

これはPCやプリンターを製造する
米国の電機メーカーです。

この企業も昨年の12月と現在の株価を比較すると、
およそ25%程度下落しています。

ただ、来年度の収益は10%程度増加すると
予測されているのです。

そして、現在の配当利回りは約3.9%*となっています。

*2022年12月時点

このように、1年前と比較すると
株価は下落しているものの、

業績は好調で、
高い配当金を出してくれる企業があるのです。

ここで挙げた企業はあくまで一例であり、
他にも株価は下落しているものの、
業績が好調の企業が数多くあります。

このような企業へ株価が下がっている
割安の時期に購入すれば、
将来的により多くの配当金を得ることが期待できます。

あなたもこのような銘柄を見つけ出し、
2023年の投資をスタートさせてはいかがでしょうか。

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株価が下がっている今のうちに
仕込んでおいてはいかがでしょうか。

 

P.P.S
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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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