米国配当株投資

【2つの考え】まずはここから始めよう!

私はよく投資を始めたばかりの方々から、
このような質問を受けることがあります。

「投資で成功するためには、専門的な知識やスキルが必要ですか?」

私のように誰かに投資のアドバイスをする立場だと、
高度な知識やスキルは確かに必要です。

ただ、一般の方々が投資で資産を増やすためには
専門的な知識やスキルは必要ありません。

それよりも、投資で成功するためには
ある2つの考えを持つことが大切なのです。

今日はその2つの大切な考え方について
ご紹介していきます。

 

投資で成功するための2つの大切な考えとは?


 

①「株式市場は長期的に上昇していく」ということ

メディアは株式市場が下落すると、
大きく騒ぎ立てます。

それこそ2022年に株式市場が下落し、
「株式市場大暴落」「年初来最安値」といった言葉を
ニュースや新聞で見かけることがあったのではないでしょうか?

歴史を振り返ってみると、
確かに株式市場が大暴落したことは何度もありました。

2001年のITバブル、2008年のリーマンショック、
2020年頭のコロナショックなどです。

しかし、市場は暴落を経験した後、
再び上昇してきました。
S&P500種株価指数の推移

年間の市場平均リターンがある時は3%、またある時25%。
マイナス20%となった年もありました。

そのような上下を繰り返し、
90年間で毎年約10%成長し続けきたのです。

確かに、今のように株価が下落している状況だと
株を売ってしまいたくなるかもしれません。

しかし、過去を振り替えってみると
株価が上昇し続けていることを
頭に入れておいてください。

 

②「複利の力は本物」ということ

アルバート・アインシュタインがかつて、
「複利が宇宙で最大の力であると」と言いました。

複利はあなたの富を成長させるために
強力な力となります。

複利を利用した投資とは、
投資で得た収益(株価の値上がり益+配当金)を
元本にプラスして再投資すること。

では、複利を利用した場合と利用しなかった場合では
どのような違いが生まれるのでしょうか?

図を使いながら説明しましょう。

米国の市場平均であるS&P500種株価指数は
1957年から65年間で年平均約10%成長してきました。

もちろん、今後10%で成長し続けるとは限りませんが、
仮に10%で成長し続けたとします。

この条件で100万円を単利と複利で運用した場合を比較すると、
このような差が生まれることになります。

単離と福利の比較

これを見ると、5年後には
複利で運用した方が約10万円多くなっていますね。

これが
・10年の場合:約60万円の差
・20年の場合:約370万円の差
・30年の場合:約1,300万円の差
*税金を考慮しておりません。将来の投資成果を保証するわけではありません。

と、年数が長くなればなるほど、
その差はどんどん大きくなっていきます。

このように複利の力を利用すれば、
将来的に資産を大きく膨らませることが期待できるのです。

ここまで、投資で成功するためには、

①「株式市場は長期的に上昇していく」
②「複利の力は本物」

という2つの大切な考え方があることをご紹介しました。

もし、あなたが投資で成功したいと考えているなら…

まずは、この2つの考えが大切だということを
頭に入れておいてください。

 

P.S.

複利の力に配当株投資を組み合わせれば、
より資産を大きくさせることが期待できます。

そんな、配当株の中でも
5%や6%と高い配当金が期待できるのは
こんな株です…

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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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