米国配当株投資

暗号資産の投資法

暗号資産投資で失敗しないための3ルール


この記事のポイント

  1. 5月の仮想通貨暴落で多くのトレーダーが退場
  2. これからビットコインはどうなるのか?
  3. 暗号資産投資の3ルール


 私の友人に、真剣に投資を行っている人がいます。彼は何百万ドルも持っているわけはありません。

 
しかし、彼は真剣に投資に取り組んでおり、いつも投資の様々な分野について学ぶことを怠りません。そして、トレーディングも少々行ってはいますが、大部分は長期+配当株投資です。
 
先日、彼からこのようなメールが届きました。「ついに暗号資産を購入したよ。様子を見てみようと思う。」
 
当然の流れだと思いました。
 
2020年3月に価格が1年前の半分になって以来、ビットコインは2021年4月の史上最高値まで720%上昇しました。その後5月には、今度は約半分まで下落しました。現在は、今年1月と同じ水準にあります。
 
私もごく少額ですがビットコインを持っています。
 

ビットコインはこれから上がるのか?


これからビットコインがどうなるのか、誰もが知りたいところです。
 
もちろん、もっと上がる可能性はあります。もっと下がる可能性もあります。(ノストラダムス、予言をありがとう)
 
他の暗号資産も同様です。ビットコインだけが暗号資産ではありませんから。
 
 
なぜ私のような配当投資の専門家がビットコインの話をしているのか、不思議に思われるかもしれません。暗号資産には配当も収入もほとんどありませんからね。
 
私が今日この話をしているのは、多くの読者が、ご自身のポートフォリオにビットコインをどう当てはめたら良いのか、興味を持ち、知りたがっているからです。
 
暗号資産は熱狂だと考える人もいます。多くの人が、17世紀にオランダで起きたチューリップ・バブルになぞらえています。
 
およそ400年前、チューリップが値上がりすると見込んだ人々は、その価格をとんでもないレベルまで競り上げ、デイトレーダーのように反転させました。
 
ビットコインをチューリップ・バブルと比較すべきではありません。どちらかといえば、ITバブルに似ています。
 
 
ITバブル崩壊後も、アマゾン (Nasdaq: AMZN) や イーベイ (Nasdaq: EBAY) のように、大きな成功を収めた企業があります。
 
確かにITバブル崩壊時には一時的に株価は下がりましたが、やがて回復し、長期的には株主に利益をもたらしています。
 
一方、ジャンク的企業(その数は多かったですが)は消え去っていきました。
 
私は、暗号通貨でも同じようなことが起こるのではないかと思っています。ビットコインをはじめとする暗号通貨の価格は、まだかなり高くなる可能性があります。
 
 
しかし、適切な時間枠で適切な通貨に投資して入れば、うまくいく可能性があります。
 
もしあなたが暗号資産の投資に興味があるとしたら、私の提案は次のようなものです。
 
 
 
1.損失許容額を決めましょう
 
カジノに行ったことがある方で、賢い方は、その夜幸運の女神が微笑んでくれなかった場合、いくらまでなら失ってもよいか、予算を決めているでしょう。暗号資産でも同じようにしてください。自分自身がいくらまでならお金を失っても良いかを決めておくことで、状況が不安定になっても持ちこたえることができ、さらに損失が増えることを防ぐことができます。
 
 
2.ポートフォリオへの暗号資産の割当ては、ほんの少しにとどめましょう
 
Oxfordクラブの「資産形成ピラミッド」では、最もリスクの高い投資は、資産のごく一部に留めるように推奨しています。幸いにも、目立った変化を起こすのに、それほどの金額は要りません。
 
例えば、あなたのポートフォリオ総額が10万ドルだとします。そのうちの2%、つまり2,000ドルを暗号資産に投資するとしましょう。もしそれで500%の利益を得た場合には、2,000ドルが1万2,000ドルになり、暗号資産だけでポートフォリオ全体の10%の利益となります。バランスの取れたポートフォリオとしては、かなりいい結果といえます。
 
逆に、もし事態がひどく悪くなって2,000ドル全てを失ったとします。それでも、あなたが失ったのは全体の2%です。配当投資でも十分に取り戻すことができるでしょう。
 
 
3.暗号資産とは何か、その仕組みを理解する
 
上がっている(あるいは下がっている)という理由だけで売買しないで下さい。暗号資産とは何か、購入前に知っておいてください。インターネット上にある無料の情報だけでも学ぶことができます。ITバブルが崩壊したとき、自分が購入した企業や、その株価変動の原因を知らない、あるいは気にも留めなかった人々が、最もひどい痛手を負いました。
 
 
 
私は企業に投資する前に、企業の財務諸表や事業計画書を見たり、経営陣がお金を稼ぐ方法を知っているかどうかを確認することで、頭痛の種になるようなことを回避してきました。バブル崩壊と同時に消えていくような企業は、単にバブルを利用していただけなのです。
 
私はITバブル当時に、投資家の注目を集めて株価が暴騰している銘柄を買わないなんてもったいないと、幾度となく言われてきました。しかし、結果的にそういったリスクの高い銘柄に手を出さなかったことで、バブルが崩壊しても全くストレスになりませんでした。
 
暗号資産はエキサイティングで、大きな利益を生む可能性のある投資です。ただそのチャンスとリスクをしっかりと把握しておく必要があります。
 

よい投資を。

マーク


いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)

ちなみに…このブログで紹介している株はもちろんいいのですが、それよりもたくさんの配当を出す企業ばかりを集めて、毎月レポートしてくれて…「買い」「売り」の具体的なアクションをあなたへお届けする、「Oxford インカム・レター」はこちらからお試しすることができます。

Oxford インカム・レターをお試しする

これは、10年間平均で12%の複利成長…6年で資産2倍を狙う「配当投資」戦略です。私たちOxford クラブが軸にしている「資産形成ピラミッド」の第一段目に当たる保守的な投資のポートフォリオです。

もし、「これから資産形成をやってみようとは思っているけど、何から始めたらいいかわからない…」と思ったら、お試ししてみてください。30日間返金保証付きなので安心してお試し購読できます。

Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button