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2025年に投資したい分野は? マグニフィセント・セブンではなく…

2024年は米国株式市場が好調な年でしたね。

2025 年もまた素晴らしい年になると予想しています。

ただ、注意しておくべき点があると私は考えているのです。

2024年は主に大型テクノロジー株が株式市場を牽引しました。

私は今日のあらゆる業界で競争優位性を生み出す大きな源泉となっているテクノロジーが、2025 年も引き続き好調を維持すると予想しています。

ただ、最大の利益が期待できるのは中小企業、特にトランプ新政権とその規制緩和政策から最も利益を可能性が高い企業だと考えているのです。

 

小型株に狙いを定める

2025 年を見据える前に、1 年前を振り返って何を予測していたかを確認することが大切でしょう。

私は一年前の予測で、今後数か月から数年にわたって利益を上げることが期待できる「2024年以降の8つのメガトレンド」に焦点を当てていました。

これらのメガトレンドとは、人工知能(AI)、ゲノミクス、組み込みインテリジェンス、ロボット工学、エッジコンピューティング、再生可能エネルギー、サイバーセキュリティ、スマート農業です。

これらはすべて、私たちが将来も投資を続ける分野です。

最終的に私が読者に推奨した分野では良いスタートを切ることができました。

もちろん損失もありましたが、損失よりも利益の方が大きかったのです。

 

2025年も輝かしい年になると期待しています。

特に中小企業への新たな注力により、その期待は高まります。

2025年に小型株が優れたパフォーマンスを発揮するのはなぜでしょうか?

まず、小型株と大型株の格差は歴史的なレベルに達しています。

これは小型株のファンダメンタルズの弱さによるものだと思われるかもしれません。

しかし、それは全く事実ではありません。

過去数年間、投資家が大型株、さらには超大型株企業(いわゆる「マグニフィセント・セブン」など)に殺到したため、これらの銘柄の株価も上昇しました。

しかし、市場は循環的です。

そのため、急成長している中小企業も追い上げを図り、2025年には株価が上昇する可能性が高いと予測しているのです。

 

大企業は、売上と利益のかなりの割合を海外事業から得ている多国籍企業である傾向もあります。

これに比べると、中小企業は国内志向が強いため、海外の成長鈍化による影響は少ないのです。

また、トランプ大統領の関税導入計画から生じる貿易戦争による打撃も受けにくいと言えるでしょう。

株式市場は選挙以来すでに拡大しており、小型株が大型株を上回っています。

この傾向は2025年も続くはずです。

私は、小型株のラッセル2000が大型株のS&P500を大幅に上回ると予想しているだけではありません。

トランプ新政権の政策の最大の受益者である個々の中小企業も、両方の指数を上回る業績を上げると考えています。

 

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Alexander Green(アレクサンダー・グリーン)

Oxford Club チーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融・投資関係の4冊のベストセラーの著者で、40年のキャリアがある。米国で金融・投資のニュースレターであるOxfordキャピタル・レターを20年以上執筆しており、ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト社はこのニュースレターをここ10年以上もの間、最もパフォーマンスの高い投資ニュースレター・ベストテンに選出している。 アレックスの記事一覧 ≫

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