私を成功させた“3つの強み”とは?
大学を卒業したばかりの若者だった私にはお金もなく、まともな就職の見込みもありませんでした。
ファーマン大学で私の社交グループを構成していた友愛会の仲間のほとんどは、法科大学院や医学部に進学したり、どこかで専門職やビジネス管理職に就いたりしました。
一方、私はフロリダ州デイトナビーチのベニガンズ・タバーンで週6日ウェイトレスとして働いていたのです。
しかし、私には3つの有利な点がありました。
それは、飽くなき好奇心、自分の状況を改善したいという強い願望、そして読書への情熱です。
この最後の要素は恐らく私が経済的にも、そしてその他の点においても成功することができた最大の決定要因です。
新しい業界で新しい仕事に就くたびに、私は同僚たちを見回してこう考えていました。
「あなたは私より賢いかもしれない。私より経験豊富かもしれない。私より一生懸命長く働いているかもしれない。ただ、私の方があなたより読解力があると思う」
私はまるでスポンジのように、自分が就いた仕事、勤めた会社、興味のあるテーマについてできる限りのことを学んでいました。
その後、大学教育を終えた子供たちに、私はこう言いました。
「読書に熱心でないなら、仕事の面で助けてあげることはできないと思うよ。だって、私はどこへ行っても読書家として成功してきたから。」
もちろん今ではChatGPT、Anthropic、Copilot、Perplexityといった生成AIが出てきて、便利な世の中になりました。
チャットボットに何でも質問でき、即座に答えを吐き出せるという考えは、私にとっての地上の楽園にかなり近いものです。
(ただ、これらの回答は確認および検証する必要がありますが。)
若い頃、私は自己啓発、ビジネスでの成功、富の構築に関するあらゆる本を買い求めました。
私はナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』やデール・カーネギーの『人を動かす』などの古典から、マクスウェル・マルツの『サイコサイバネティクス』やスティーブン・コヴィーの『7つの習慣』まで、あらゆる本を読みました。
私は全ての本に黄色の蛍光ペンを使い果たしました。
そして読み終わった後、蛍光ペンでハイライトした部分を何度も読み返しました。
これは私が大学時代に始めた習慣で今日まで続いています。
本にハイライトを付けて読み返すと、どれだけ多くの情報が記憶に残るかに、今でも驚かされます。
ボロ車を運転しながら、アール・ナイチンゲールやジグ・ジグラーの励ましのカセットテープも聴いていました。
同乗者には受けが良くなかったのですが、私は気にしませんでした。
私は収入も少なく、どこにも行けませんでしたが、アメリカンドリームの何らかの形を実現しようと決心していました。
私自身、経済的に成功している人を誰も知りませんでした。
少なくとも、アドバイスを求められるほど成功している人はいませんでした。
そのため、知識とインスピレーションを得るために本やテープに頼っていたのです。
もちろん、どれも具体的な内容が欠けていました。
でも、著者たちは私の人生で何が起こっているのか知らなかったので、それは問題ありませんでした。
私は彼らの一般原則を自分の特定の状況に適用するだけでよいと考えました。
そして、その直感は正しいことが証明されたのです。
書店の自己啓発コーナーを嘲笑する人がよくいますが、自己啓発コーナーがなければ今の私はどうなっていたか分かりません。
私がこれらの本に頼ったのは、指導者もロールモデルも仕事や家族のつながりもなかったし、ネットワークを築くにはあまりにも恥ずかしがり屋だったからです。
最終的に、私は不動産免許を取得し5年間、それを使って平凡な生活を送りました。
その後、シリーズ7の証券免許を取得し、14年間それを使って良い生活を送りました。
私はビジネスキャリアを通じて、個人的な成功や富を築く戦略に関する本を読み続けてきました。
主な理由はそれらの本を書いた人たちが、成功する方法について同僚たちよりもずっとよく知っているように思えたからです。
しかし、私がこれまでに書かれた自己啓発に関する最高の本だと考える本を読んだのは、人生のかなり後になってからだったのです。
その点については今後、別のコラムでお伝えしようと思います。
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