不確実な時代における繁栄
今年は予想通り順調に進んだとだけ言えるでしょう。
2024 年に入ったとき、どこのアナリストもインフレが高すぎる、金利が上昇している、経済が弱そうだ、景気後退になる…
つまり弱気相場が続くだろうと言っていました。
しかし、このどれも起こりませんでした。
だからこそ、私たちは株価が安いうちに 1 年中株を買い続け、今ではOxford キャピタル・レターに掲載されているすべてのポートフォリオのうちいくつかの銘柄で利益を手にしています。
では、なぜこれほど順調に進んだのでしょうか?
そうですね、主な理由は、経済予測や市場タイミングを測ろうとしないことです。
なぜなら、それは役に立たないからです。
そして、市場から手を引いておくように勧めたりする人たちもいますが、あなたに損をさせているだけです。
たとえあなたが市場のわずかな下落から逃れたとしても、市場が再び回復し上昇する前に彼らがあなたを市場に戻してくれる可能性は、ゼロに等しいからです。
そこで私たちは、個々の企業の見通し、特に成長しているだけでなく、ウォール街の予想よりもはるかに速い成長をしている企業に注目します。
そして、最大のプラスのサプライズを出した企業は、株価が最も上昇します。
先日、この 2 年間、誰もが天が落ちてくる(市場が暴落する)と言っていたときに、ポジションを持ち続けるよう私に言い続けたことに感謝する声が聞こえてきました。
私は株式だけに投資しない資産配分をおすすめしていますが、これを実行していれば、あなたのお金のすべてが株式市場に流れているわけではありません。
そして、株式においてもトレーリングストップを使用していれば、あなたの元本は保護されます。
利益も守られます。これはまさに賢いリスク管理です。
ですから、このメンバーが私のアドバイスに従って大金を稼ぎ、私に感謝してくれたことを嬉しく思います。
そして、多くのメンバーが利益を手にしていることに興奮しているのならなおさら、この資産配分モデルを思い出してもらいたいのです。
資産配分モデルを説明すると、
大型株と小型株、グロース株(成長株)とバリュー株、そして外国株を保有することで、株式市場の中でリスクを分散します。
また、高格付けの債券(投資適格債)、高利回りの債券(ハイイールド債)、物価連動米国債 (TIPS:Treasury Inflation-Protected Securities)も保有します。
さらに、ポートフォリオ全体の10%を貴金属株と不動産投資信託(REIT)に割り当てています。
経済は引き続き好調で株価は上昇傾向を続けると予想していますが、それは私にも誰にもわかりません。
資産配分はS&P500と相関のない資産で株式市場の外に分散することで、元本を守り、ボラティリティを守ることができます。
そして、繰り返しますが、私は状況が悪化するとは予想していません。
人々は経済がいかに強いか、そしてFRBの利下げがいかに強力かをまだ理解していないため、状況は実際に改善すると予想しています。
パウエル議長は9月に利下げを行う用意があり、私はそれが数回に及ぶ利下げの最初のものになると予想しています。
利下げはもちろん、企業、消費者、そして最大の借り手である政府の借り入れを安くします。
ですから、マネーマーケット口座や国債、CDの利回りが下がり始める人々を除けば、この金利引き下げは無条件のプラスです。
しかし、経済と株式市場にとってはプラスです。
ということで、私は良い結果を期待しています。
しかし、資産配分、分散投資、トレーリングストップの実行などにより、最善を望みつつも最悪の事態に備える必要があります。
そうすれば、今後数週間、数か月で非常に良い結果が期待できるはずです。
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